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ゲーム界最強の職業のまま異世界にきたら・・・  作者: 大城誠也
1章 冒険者編
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1章 神話

「浮いているですって!!」


と驚いていた。


「はいそうですが?」


というと、


「ちなみに種族は?」


と聞かれて、


「天魔族そしてその天魔族の王族ですよ。」


というと、


「そ、それは誠にすみませんでしたって!! 

 ってあれ確か師匠と住んでいたとかどうとか。」


と言われて、


「ああ僕の師匠が王族でかつ初代国王であり国王生活が飽きたので子供を育てると言って、

 僕が育てられたということらしいです。細かくは興味がなかったので聞き流していました。

 ああでも僕はタイムカプセルとかいうもので大昔の話ですけど。

 なぜなら僕は数万年くらい冬眠しているはずでしたので。」


と僕はよくもこんなにペラペラと嘘を吐けるなと思いながらいうのだった。


「も、もしかしてその時代神とか天使とかいましたか?」


と聞かれて、


「ええいましたよ。逆に今はいないのですか?」


と聞いて、


「はい。」


そう言われて、


(あちゃーそれじゃ僕の種族は絶対にやばいな。)


と僕は心でそう呟いて


(だって僕の種族天魔神族という種族だもの。)


と思うのだった。


「それじゃ、シルフィー様はいるのですか?」


と聞かれて、


「いや確かシルフィーは風の大精霊のはずでしたけど?」


というと、


「それじゃ神格を得たかもしれないということですか?」


と聞かれたので、


「いえおそらくこの国が建国した時に宗教があったほうがいいとかなって、

 そしてシルフィーは自分を神格化させるためにそう言ったんじゃないですか?」


というと、


「そうなんですか。それじゃウィンディーネ帝国は...」


「それは水の大精霊ですね。」


「それじゃ他の大精霊は、」


と聞かれたので、


「確かノームとサラマンダーだったはずです。」


というと。


「それは本当ですか?」


と聞かれて、


「いえ知りませんよそんなこと。

 だって僕が冬眠している間に事故または事件に

 巻き込まれて別世界に巻き込まれたりしていたらその世界では、

 どうなっているかなんて僕にはわかりませんし、

 それにもし僕のいったことが事実だとしても、

 誰が信じますかこんなこと。

 どうせ子供の言った戯言などと言われて笑われるだけですよ。」


と僕は言って、

(まぁでもこれは僕がこうなった原因の1つのゲームの設定とか小説とかの使い回しですけど。)

と思っていたら、

 

「そうですね。」


とアイリスは言って、


「それじゃそうですね、僕はここら辺でさよならしますね。」


というと、


「え」


とアイリスはそう言って悲しげな顔で僕の方を見てきた。


「え。じゃないですよ。僕にだって色々あるんですよ!!」


というと。


「それでも」


と眼をうるうると涙目にして、

まるで子犬がおやつをねだるかのような瞳で見つめられるのだった。


もし面白かったなどそういった感情を抱いた方は、

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それと感想を書いていただけると作者の励みになりますので、

よろしくお願いします。

それでは次回でまた。

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