2章 コアに命名・・・
⦅警告:必要魔力量が合計567垓9327京1643兆0012億4324万8364MP必要です。⦆
「思ったより魔力使うな。それでも50%も使っていないとか。
僕は人間やめたんだなって実感させられたな〜」
僕はそう言いつつ今まで使ったことのない量の魔力量だったため、
少し驚きながらも迷宮の生成に成功したのだった。
「一応お助けとして転移墓と呼ばれるものは毎階層に設置しておいたけど、
これでも結構鬼畜だよな。」
僕はテーマを決めたらそのテーマに沿った通りに階層が作り上げられるように設定してあるので、
一つ一つの階層の中身は知らないのだった。
「そういや維持のための魔力ってどうなるんだ?」
コアに聞くと
⦅マスターに1000年分の維持費はもらっておりますので、大丈夫です。⦆
「それじゃまた明日に僕の全魔力をあげるからピンチになった時は使ってね。
そうだなこれを一年間したら多分この星が消滅するまでくらいだったら持つかな?」
と僕は思い少し計算をしてみようと思ったら、
⦅マスターこの迷宮の維持費は、1兆です。ですのでそれも一年分です。
ですからマスターから1京貰っただけで一万年は永遠に途絶えることなく、
稼働し続けます。⦆
そうコアはいったので、
「それじあと数分したら全回復するからそれでそうだな1正つまり、
10の40乗分あげるからつまり1穣年は大丈夫だね。」
⦅質問ですが1穣とは一億年の何倍でしょうか?⦆
「10の20乗倍だね。つまり1垓倍だね。」
⦅つまり、この迷宮は滅びる可能性がないとうことでしょうか?⦆
「まぁ、そういうことになるね。」
⦅そうですか。ありがとうございます!!⦆
「そういや君っていつの間に人格を持っていたの?」
⦅先ほど条件が達成されました。人格を獲得します。
という声が聞こえるのと同時に私は人格を手に入れました。⦆
「そうなんだ、それで名前はなんなのかな?」
⦅それはラビリンスでは?⦆
「どうして疑問系?」
⦅それはですねマスター。私はこの迷宮のコアです。
ですがこの迷宮ではありませんので、
なんと名乗ればいいかわからなかったので。⦆
「そうじゃあ、リリスってどう?」
⦅いいですね。リリス。気にいりました。⦆
「そう。それはよかった。それじゃ僕は元の場所に戻るから。
それじゃ・・・そういや聞き忘れてたことがあった。」
⦅はいなんでしょうか?⦆
「そういや迷宮のマスターになっていいことはあったのかな〜って思ってさ。」
⦅そうですか。それなら私が説明しますね。⦆
僕はリリスに迷宮のマスターになった時のメリットを教えてもらうことにした。