2章 迷宮の主
「・・・あ。やってしまった。」
僕はそう言ってこの迷宮のコアをとってしまったことに気がついた。
「よし。コアを設置してっと。確かコアは魔力を注げばいいんだっけ?」
コアに魔力を注いだ。
⦅コアに魔力が注がれました。マスターを登録。⦆
「あ〜またやっちゃったやつだこれ。」
⦅マスター迷宮の名前を決めてください。⦆
「ラビリンスで。」
僕は安直に迷宮を英語に訳して名付けた。
⦅それではマスター魔力を注いでください。⦆
コアにそう言われたので毎秒のMP再生限界まで魔力を注いだ。
「これでいいかな」
⦅迷宮が進化します。・・・・進化中・・進化中⦆
「どうしてこんなにも僕は面倒ごとに巻き込まれるのだろう。」
と僕はどうしてだろうと悩んだ。
だあ結論は出なかった(原因は大体ノイル。)
「まぁとりあえず進化終わるまで待つか。」
僕はそう言っておよそ10分くらいまった。
⦅進化が完了しました。進化時に神気を吸収したため、
準神級迷宮に進化しました。⦆
「はぁ。これで僕だよ。」
僕の種族に神と名付けられていたため僕はそう思ったのだった。
⦅それでは階層の設定を行ってください。⦆
そうして出てきたのはステータスボードに似た何かだった。
──迷宮設定──
合計階層・・・未設定(現在30階層)
──閉じる──
「これまた面倒くさいやつじゃん。」
僕はそう言いつつ真面目に迷宮の階層の設定を行うのだった。
──迷宮設定──
合計階層・・・1251
1〜10・・・草原
11〜20・・・湿地
21〜30・・・砂漠
31〜40・・・氷原
41〜50・・・森林
51〜60・・・様々な山
61〜70・・・山脈
71〜80・・・洞窟
81〜90・・・遺跡
91〜100・・・様々な魔物の集落
101〜200・・・餓鬼道
201〜300・・・畜生道
301〜400・・・修羅道
401〜500・・・人間道
501〜600・・・天道
601〜700・・・地獄道
701〜800・・・天国
801〜900・・・地獄
901〜1000・・・魔界
1001〜1100・・・冥界
1101〜1200・・・天界
1201〜1210・・・獣系統魔物の楽園
1211〜1220・・・人系統魔物の楽園
1221〜1230・・・不死系統魔物の楽園
1231〜1241・・・龍系統魔物の楽園
1241〜1249・・・全系統魔物の楽園
1250・・・全階層のボスラッシュ
1251・・・迷宮コア
──閉じる──
「これでいいかな。」
僕はそう言って設定を完了させた。