2章 ローランドさんと...2
「二つ目はアイテムの保存だね。」
ローランドさんはそう言って机の引き出しの中から道具を取り出した。
「ほらこれ保存してみ?」
「ローランドさん。」
「何だい?」
「収納系のスキルもっているのでこの機能僕いらないです。」
「そうだったのかい。それじゃ三つ目は全商品15%OFFこれは結構いいと思うよ。」
「これは使えますね。特に調味料とかに使えるね。」
僕はそう言って料理の幅が広がったな〜と思うのだった。
「それじゃ四つ目は、買い取り時20%UPこれもかなり使えるでしょ。」
「そうですね。でも僕たちが本気で頑張ったら、
市場とか壊れますけど。」
と僕がそういうと
「そんな訳ないだろ。冗談はそこまでに・・・まさか本当なのかい?」
「そうだよ。だって執事がエクスマキナだよ。
それで僕が普通の種族だと思った?」
「そうだな。ちなみに種族はなんだ?」
「天魔族系統だね。」
僕がそういうとローランドさんは気絶してしまった。
「魔術:意識強制覚醒」
僕がそういてローランドさんに魔術をかけて
「っは。私は何を・・・」
「僕の種族が天魔族系統という話だよ。」
「ノイルくんそれは本当かな?本当に天魔族系統なのかい?」
「そうだよ。」
「それじゃ翼とかって生やせるかい?」
「できなくもないけど邪魔だから基本隠してる。」
僕はそう言って普段隠している翼や尻尾やらを出した。
「これで信じる?」
「信じるも何もこれだけ目の前で見せつけられたら信じる以外ないでしょ。」
「それもそうだね。」
僕とローランドさんはそういうのだった。
「それでノイルくん。話はずれたけど五つ目を紹介するね。」
「お願いします。」
「五つ目は私の商会の場所が地図にのる。というものだ。」
「これは使えますね。これでもう道に迷わずにすみます。」
「そうだったのかい。それじゃあ六つ目を紹介するね。」
「お願いします。」
「六つ目は私の商会と連携している店舗の商品などに2割引で商品を書くことができる。
っていう物だよ。これでこのカードの凄さがわかったかい?」
「まぁ一応。わかりました。」
「それで他に聞きたいことってある?」
「そういえば、一つありました。」
「それは何かね。」
「えーっとそれはですね。鉱石類が欲しいんだけどどこに売っているか知ってる?」
「一応私の商会で取り扱っているけどどうして鉱石を買おうとしてるのかい?」
「僕一応鍛治ができるからそれで装備とか作ろうって思ったんだけど、
そういやミスリルとかオリハルコンとかは持ってるけど、
普通の鉱石は持っていないから売ってないかな〜って思うって聞いたんだ。」
「ノイルくん君しれっと伝説の鉱石を言うのやめない?」
僕はローランドさんにそう言われるのだった。