2章 ローランド商会へ(場所はまだ知らない・・・)
「それじゃいただきます。」
僕はそう言って自分の作った朝食を食べた。
「ドルトンも食べていいんだよ。」
「ですが。」
「ドルトン。主人の命令は絶対、だよ。」
僕がそういうと渋々ドルトンは僕と一緒に朝食を食べるのだった。
「それでドルトン。」
「何でしょうか?」
「今日って最高責任者の場所まで向かった方がいいかな?」
「どうでしょうか?アポは取っていませんし。」
「わかった。魔術:探知・最高責任者 よし見つけた。魔導:念話」
そう言って最高責任者に念話の魔導で話しかけることにした。
「もしもし?」
『うわなんだこれ?というかこの声はノイル様?』
「そうだよ。一応これ念話っていう魔法的なやつだよ。」
『わかりました?それで何のようでしょうか?』
「昨日の話なんだけど。」
『その件ですと今日の夜あたりに財産の回収が終わりそうです。』
「一応僕が魔法的なやつを使えば一瞬なんだけどそれじゃダメかな?」
『ですが・・』
「だってほら、隠し財産とか普通あるじゃん。」
『わかりました。それじゃよろしくお願いします。』
「OKそれじゃまた後で。」
僕はそう言って念話の魔導を切って、
「ドルトン許可ももらったし、ちょっと待ってて。」
僕はそう言って魔法を編み出すのだった。
「魔法:指定範囲財産強奪・査定ディーラーとカジノの責任者」
そう言ってまずは奪う財産の人を指定する。
一応僕の記憶の中にあったディーラーとこの宿のカジノの責任者を指定した。
「続・魔法:インベントリに収納」
そう言ってディーラーたちの全財産を奪ったのだった。
「それじゃ迷宮探索の続きでもする?」
僕はドルトンに聞くと、
「今日は休みにしましょう。」
「そう。だったらどこに行く?」
僕とドルトンはそう言って今日行く場所を考えて、
「そうだ!確かローランド商会にいつか来てねって言われていたんだった。」
僕はそう言って思い出しそういう言うのだった。
「それはいいですね。」
「だよね。」
僕たちはそう言ってローランド商会に向かうのだった。
「それじゃ行くか。」
僕はそう言って場所も知らないローランド商会に向かうのだった。
「お嬢様。」
「ドルトンどうしたの?」
「場所は知っているのでしょうか?」
「知ってると思う?」
「そうでしたね。宿の者に聞いてきます。」
ドルトンはそう言って宿の受付嬢にローランド商会の場所を聞きに行くのだった。
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それでは次回でまた。