2章 迷宮都市二日目
「ふぁ〜〜。?ここどこ〜?」
僕はそう言って自分の記憶を思い出す。
「ディーラーのイカサマを暴いたところで記憶が抜けている?」
僕はそう言ってもう一度記憶を思い出してみたが、
「やっぱりここまでだ。ドルトーン?いるー?」
「はい。何でしょうか?」
「実は僕・・・」
僕はドルトンにディーラーのイカサマを暴いた後の記憶がないと言った。
「お、お嬢様。」
「なあに?」
「申し訳にくいですが・・・」
そう言って昨日僕がブチギレたことをそしてその状況を細く教えられた。
「ドルトン。」
「はい。何でしょうか?」
「それほんと?」
「お嬢様に嘘をいう必要はないかと。」
「そうだよね。真偽判定スキルでも誠とでてるし、
はぁ。ごめんねドルトン。僕なんか知らないけど、
恐らく前の自分が出てるんだと思う。」
僕がそういうとドルトンは何言ってんだ?という風な顔で僕のことを見つめていた。
「僕はね、異世界人なんだ。そして僕は元々男だったの。
それで神様的な存在が僕の性格やら何やらを女の子ぽくする呪い?
みたいのを僕にかけたんだ。そのおかげで口調や仕草が少し女の子ぽくなってるんだけど、
ドルトンから聞いた僕はその男だった時の僕にあまりにも似ていたからさ、
そうじゃないかな〜って思って言っただんだ。」
「そうですか。それでその謝礼もとい詫びとして、
そのカジノの責任者とディーラーの全財産をお嬢様がもらうことになってるんだ。」
「わかった。ありがとうねドルトン。頼りになったよ。
それでドルトン?」
「はい。何でしょうか?」
「この状況はどういうことかな?」
僕はそう言ってこの部屋の惨状に対して言葉を口にした。
「この部屋あまり汚くなかったよね。」
「は、はい。そうです。」
「でも何で今食べ物のゴミで溢れてるのかな?
というか料理をするのはキッチンでする物でしょう?」
「それはお嬢様が心配で・・・」
「でも料理はキッチンでする。それくらいわからないの?」
「申し訳ございません」
「まぁ、反省するならいいけど。魔導:指定範囲時戻し」
そう言って自分の部屋の物の時を戻してこの部屋に来た時まで時を、巻き戻した。
「それじゃあ待ってて。今から料理してご飯作ってくるから。」
僕がそう言ってキッチンに向かった。
「それにしても今日はモーニングセットでいいか。」
僕はそう言って卵とベーコンをでベーコンエッグそしてパンを普通に焼いてバターを塗る。
「ドルトン。飲み物何がいい?」
「何でもいいです。」
ドルトンはそう言ってので牛乳にしたのだった。
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それでは次回でまた。