1章 盗賊と死者蘇生
「それにしても何か起きないかな。」
僕はそう言って道なき道を歩いていた。
「ここにきて崖ですか。」
そう僕の目の前には崖があり自身はそこの崖の5メートル手前にいたのだった。
「でもまぁ見渡しが良さそうだしまぁいいか。」
と僕は言って近くに町または歩道などがないか見渡した。
「う〜〜ん。あれは馬車かな?」
僕はそう言ってその馬車が見えた方を見て、
「武技:千里眼 武技:鷹の眼 武技:遠視」
そう言って僕は遠くを見渡す武技を使用してその馬車の方を見ると、
「いかにもテンプレ的展開キタコレ!!」
僕はそう言って内心どころか結構楽しみだったが、
「でもまぁ一応襲われているようだしとりあえず向かうか。」
僕はそう言って、
「武器変化:短刀 武技:気配隠蔽 魔技:転移門」
そう言ってその馬車の真上に転移門を設置して
僕はもう1つの方の転移門を設置して僕はそこをくぐった。
「よし成功」
小声でそう言って僕は、
「魔技:氷結華 魔技:灼熱華」
そう言って氷の華と炎の華を魔技で生成した。
「機動語:咲き乱れよ」
僕がそういうと自身が敵と認知した敵の身体に
無数の氷と炎でできた花が咲いて乱れるように成長していった。
「なっなにごとだ!!」
頭領らしきものがそう言って、
「魔技:薔薇の拘束」
そう言って薔薇でできた蔦がその頭領らしき人物の、
体を纏うようにその薔薇を巻きつけた。
「よし成功。」
僕はそう言ってあたりを見渡したら、
自分が敵と認知した者は綺麗に気絶していた。
「うぇ〜とりあえず。魔技:浮遊 魔技:集中 魔技:気絶結界」
僕がそう言って魔技を発動して、
まず浮遊で敵全員を浮遊させて、
集中でその浮いた敵を一箇所に集中させて、
気絶結界でその敵を全員気絶させる。
「僕なりに完璧な戦略。」
と僕は言って自画自賛していたら、
「あの〜すみません。」
と言われて僕は正気に戻り、
「あ〜なんでしょうか。」
僕はやってしまった。
と思いながら返事をした。
「あの失礼かもしれませんがそこに倒れている騎士たちも集めてくれませんか?」
と言われて僕は倒れている騎士を見て、
「これぐらい 聖技:損傷全回復 聖技:死者蘇生」
僕はそう言って聖技と呼ばれる神官や、
神に使えるもののみが使用されることを許された一種の魔技を使用した。
そしてその発動した魔法は成功して、
「そしてめんどくさいことは嫌だから、魔技:強制契約」
僕はそう言って強制的に契約させる奴隷術師の魔技を使用した。
「契約内容『僕が使ったスキルの伝達そのたこのことを知らないものに伝わった場合、
この場にいた全員が死に至る。』これでいいかな。」
僕はそう言って契約を強制的にしたが、
相手は一度死んだがもう一度生き返ったこともあるから、
あまりこのことを言おうとはしないはずだけど一応のこともあり契約するのだった。
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それでは次回でまた。