2章 新たな仲間:従者・ドルトン
「それはどういうことだ?」
「どうもこうもそのままだけど?」
「それじゃお前の種族は?」
「僕の名前はノイルで種族は天魔族っていう種族。
それで君は?」
「俺は、ドルトン。
種族は、エクスマキナ。」
「へぇエクスマキナか。」
「それでお前嘘ついただろ。」
「わかった?」
「それぐらいわかる。本当の種族はなんだ?」
「天魔神王族。っていう一応僕は神様なんだ。」
「そ、そうかそれはすまなかった。」
「いいよ。いいよ。だってこのことを言ってもどうせ誰も信じないだろうし。」
「そうかでもどうやってここにきたんだ?」
「それは僕にもわからないよ。」
「そうか。」
「でもおそらくだけど転移事件という、転移魔法の失敗だと思う。」
「そうかそれでお前は元の場所に戻ることができるのか?」
「できになくもないけど、知らない場所は探索したくなるよ。」
「そうか。」
「それでここってどこなの?」
「ここは時の狭間または時空の歪みと言われている場所だ。
俺もここに迷い込んでから1000年はここにいるが、何もないぞ。」
「そんなわけないよ。採集術:完全自動収集」
僕がそういうとさまざまな材料などが、
僕の周りに集まった。
「よしこれであとは収納してっと。
それでも僕は今から帰るけどついてくる?」
「ああ。ついて行かさせてくれ。」
「わかったそれじゃ 魔導:集団転移」
僕はそう言って迷宮の入り口に転移した。
「それじゃ今日から君は僕の従者ってことでいい?
どうせ今の身分なんてないだろうし、どうかな?」
「お願いする。」
「それじゃ確かエクスマキナって性格というかそういうのかえれるよね。
それで従者モードとかにしてみたら?」
「わかったやってみよう。」
そう言ってドルトンの動きが完全に停止した。
「これで良いでしょうかお嬢様。」
「いいと思うよ。」
「それではお嬢様まずはお嬢様の止まっている場所まで向かいましょう。」
「僕どこにも泊まっていないからどこかかに泊まらないといけないから適当に探してきて。」
「はいわかりました。」
「それじゃこれで。」
僕はそう言ってドルトンに銅貨、小銀貨、銀貨、小金貨、金貨、大金貨を20枚ずつ入れた袋を手渡した。
「これでみつけてきてね。僕のことはこのコンパスで位置がわかるから。」
「ありがとうございますお嬢様。」
「それじゃ早速宿泊先見つけてきてね。」
「はいわかりました。」
ドルトンはそう言ってどこかに去っていった。
「それにしてもまさか、レア素材だけでなく、自分だけの従者まで手に入れるとは。」
僕はそう言って露天の場所まで行くのだった。
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それでは次回でまた。