2章 ポーション
「商人さん。」
僕はそう言って商人さんの方を向いてある質問をする。
「商人さんってどれくらい有名?」
「そうですね。この国で言いますと、
私のことを知っていいる人は15人に1人くらいでしょうか。」
「そうなんだ。」
「そうですよ。それと私の名前はハルベルト・ローランド。
この商会の経営者ですよ。」
「へぇそうなんだ。」
「あまり驚かないのですね。」
「うん。だって僕は山の中で暮らしていたから、
あまりそういうことは詳しくないんだ。」
「そうですか。」
「そうだよ。・・・あぁそうだベルさん。」
「・・ベルさんとは私のことかな?」
「そうだよ。嫌だった?」
「いえ、それでなんでしょう。」
「これって売れるかな。」
僕はそう言ってハイ・エリクシールを手渡した。
「これは?ポーションですか。」
「そうだよ。効果はっとその前に鑑定持ってる?」
「はいそれはもちろん。」
「それじゃあ鑑定してみたら。」
「いいのでしょうか。」
「いいよ。いいよ。減るもんじゃないし。」
「そうですかそれでは。」
ベルさんはそう言って僕の果たしたポーションを鑑定した。
そしたらベルさんは硬直した。
「おおーい。ベールさーん?大丈夫でーすか?」
僕はそう言ってベルさんのことをツンツンしていた。
「っは。」
ベルさんが意識を取り戻したのか、
もう一度鑑定していた。
「ノイルさん。これってエリクサーを上回るものですよね。」
「そうだよ。」
「これどうやって手に入れました。」
「手に入れる?そんなことせずに作ればいいじゃん。」
僕はそう言ってそこら辺にあった、
薬草を魔法で採取して僕の手元に転移させて、
「素材変換:上位素材化」
僕はそう言って薬草を回復草に、回復草から完治草。
完治草から完全回復草にしてそれを、魔法で複製して、
その完全回復草を種類変換して、全状態異常治癒草にして。
それらのエキスを調合して完成。
「はい完成。」
僕はそう言ってできたものを見たらハイグレート・エリクシールになっていた。
「やっちゃった。」
僕はそうつぶやいてベルさんに見せると、
「な、なんですかこれは、もっと強化されてるじゃないですか。」
「そうかな?魔力を込めすぎたかも。」
「あなた、いつか誘拐されるかもですよ。」
「大丈夫だよ。僕こう見えて結構強いし、
それに転移とかもできるから大丈夫。」
「転移ってロストマジックじゃないですか。」
「そうなんだ。それ以外のも、
僕を害しようとしたものは、
僕の半径50メートル以内に侵入してきたら、
ランダムな場所に転移する魔道具も用意してるから大丈夫。」
僕はそう言って胸を張るのだった。
もし面白かったなどそういった感情を抱いた方は、
いいね、評価、ブクマをお願いします。
それと感想を書いていただけると作者の励みになりますので、
よろしくお願いします。
それでは次回でまた。