1章 Bランク冒険者:ドラゴンキラー 後編
「それじゃ、魔術:強制転移」
僕はそう言ってギルマス。フレデリックさん。
ドラゴンキラーの皆さんを僕の家の前に転移させた。
「ただいま〜」
僕がそういうと、
「ノ、ノイルくん流石に一応ここの領主様だよ。
ただいまじゃないでしょ。」
ギルマスが弱々しくそういうが、
「大丈夫だよ。」
僕がそういうと、
「りょ、領主様!」
「こんにちは、リード君。それとおかえりノイラ。それとフレデリックに誰ですか?」
お父さんがそういうと、
「ノイルくん。これはどいうことかね。」
ギルマスがそう訪ねてきた。
「それれは、見て聞いた通りです。」
「つまり君は公爵家の人だと?」
「はい。養子ですけど。」
「ほんとですか領主様。」
「もちろん。それにしてもノイル、面白いことするね。」
「そうかな。このトカゲキラーっていうパーティーが、
僕の捉えた魔物を横取りしたとか、
魔の森という場所は許可がないといけないとか
なんだり言ってめんどくさくなったから、
お父さんにやってもらおうかなって思ってダメかな?」
僕がそういうと、
「自分でやったことは自分でやr・・・」
お父さんは途中で話すのをやめたのだった。
「あ、お母さん!」
「お父さん?ノイルのいうことは聞いてあげないとダメよ。」
とお母さんは無言の笑みでお父さんのことを見つめていた。
「わ、わかった。私が処理しよう。」
「わ〜い。ありがとう。」
僕はそう言ってお父さんに抱きついた。
「まぁまぁそこら辺にしとかないと後々後悔するわよ。」
お母さんはそう言って周りを指さすと、
みんなが見つめていた。
「ま、魔術:記憶操作!」
僕はそう言って僕がお父さんにハグしたことを記憶から消した。
「ふぅこれで一安心。」
「そ、そうだな。」
僕がお父さんにハグしたことを記憶に残っているのは、
お母さんとお父さんだけだった。
「それでは、まずうちの娘が魔の森に入ったことだが、
元々公爵家のものだから関係ない。
そして君たちトカゲキラーが娘の獲った魔物が
横取りされたというものだが、それは本当かね。
もし私の目の前で嘘つくのならどうなるかは自分の脳で考えなさい。
それで私は君たちのもう一度問おう。
君たちは娘が君たちの狙っていた魔物を横取りした。
それは本当かね。」
お父さんは殺気を込めてそう口にした。
「も、申し訳ございませんでした。」
と謝るトカゲキラー。
「それとこの人が僕になんかいちゃもんをつけてきて、
それで僕がこの人の全財産をもらうことになったから。
この人のもの全てをこの袋に入れて、
この人は奴隷なりなんなりしてね。」
僕はそういうのだった。
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それでは次回でまた。




