1章 冒険者登録7〜──の試験〜
「それでは次の試験それは暗殺だ。
だが人を殺すのはできない。
なのでシルバーラビットという魔物を狩ってこい」
「わかりました。」
「それとフレデリックこい!」
「ちっす。」
そう言って出てきたのは、
「あ、さっきのナンパ師。」
「さ、さっきの嬢ちゃん。」
なんととても早いナンパ師との再会だった。
「試験官この人必要ですか。」
「ひ、必要だ。」
「でもさっき、僕のことナンパしてきた人ですけど。」
「だ、だが監視するものがいないとダメなので。」
「それじゃあこの道具でよくないですか。」
僕はそう言ってモニターを置いた。
「これはなんだ。」
「これはですね。」
僕はそう言って小型カメラを取り出した。
「この器具に映ってものがこの機械に移るというものです。」
「そうか。それでこれは正常に動くのだな。」
「はい。」
「そうかそれじゃ行ってこい。」
試験官にそう言われたので、
「はいわかりました。」
僕はそう言って、
「魔術:飛翔」
そう言って空を飛んで森の中にいくのだった。
「魔術:探索ターゲット・シルバーラビット」
そう言って魔術を使用して試験官に言われたシルバーラビットを探すのだった。
「見つけた。魔術:転移」
僕はそう言って転移して、
「魔術:真空空間」
そう言ってシルバーラビットの周りの空気を抜いくのだった。
そして数分したら、
「死んだか。」
僕はそう言って首を切って血抜きをした。
「魔術&魔法:鮮度維持 魔導&魔術:物質時間固定」
僕はそう言ってシルバーラビットの死骸の鮮度を維持するために魔法を使った。
「はぁ、はぁ、はぁ。み、見つけたぞ。シルバーラビット。」
と大声で叫んでいる人を見つけて魔法を放っていた。
「魔術:魔法妨害 これは僕の見つけた獲物なので別のを見つけてください。」
「お前、冒険者なら横取りは処罰対象だろ。」
「僕は冒険者じゃないですけど。」
「それじゃあここに入るのは罰則があるんだぞ。」
「大丈夫ですよ。きっと冒険者ギルドもここの領主でも許してくれますよ。」
「そんなことはない。どこぞの少女よりも、
Bランクパーティーのドラゴンキラーの方が信頼されている。
それに領主様にもあったことがあるんだぞ。」
「そうですか」
僕はそう言って話しているうちに血抜きが終わったので、
「インベントリ」
と言ってシルバーラビットを収納して、
「それじゃついてきますか?」
「あ、あぁもちろん。」
「それじゃついてきてください。魔導:転移門」
僕は転移門を開いて試験会場に転移した。
「聞いていましたかフレデリックさんたち。」
と僕はいい、
「合格だ。あとで冒険者カードを渡しておこう。」
「素材は?」
「いらん。」
「それじゃ。」
僕はそう言って去ろうとしたら、
「ギルマス。こいつは俺たちの狙っていた獲物を横取りしてきた挙句に、
本来なら罰せられるような場所にいたんですよ。」
「わかった。ノイルちょっと待ってくれないか。」
僕はそう言って立ち止まるのだった。
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それでは次回でまた。




