1章 冒険者登録6〜開錠ともの運び〜
「それじゃあ次は開錠の試験を行う。それじゃまずはこれを開錠してくれ。」
そう言われてて渡されたのはBと書かれた箱だった。
「わかりました。魔術:開錠 終わりました。」
「魔法を使わずにやってみてくれ。」
試験官にそう言われて、
「わかりました。」
僕はめんどくさいと思いながら
「錬成」
僕はそう言って鍵穴を自分の持っている鍵の形にして、
「これで終わり。」
僕はそう言ってすぐに終わらせた。
「終わりましたけど。」
「は、早いな。」
「そうですか。」
「それじゃあ次はこれをやってみてくれ。」
そう言われて渡されたのはSと書かれた箱だった。
「魔術:土石人形生成 命令 この鍵穴を開錠しろ。」
僕はそう言ってゴーレムに開錠させた。
そして10分くらいして。
ゴーレムの動きがとまった。
「終わりました。」
僕はそう言って試験官に開錠したを手渡した。
「それじゃあ次はもの運びの試験だ。」
「アイテムボックスのスキル持っています。」
「そ、そうか。ちなみにどのくらいの容量だ。」
「知りません。」
「そうか。それじゃ今までどの位入った。」
「豪邸が2軒。」
「そ、そうか。ならこの試験も終わりだ。」
僕は試験官にそう言われて次の試験に移るのだった。
「ねぇそこのお嬢さん?」
「なんでしょうか。」
「いや〜このあと俺とお茶でもしてくれないかなって思ってさ。」
「無理です。時間がありません。」
「そう言わずにさ〜」
と言われて、
厄介なやつに絡まれた。
と僕は思い、
「それじゃ決闘を僕として勝てばなんでもしてあげる。」
「君ほんとにそんなこと言ってもいいの?」
「はいそうですけどなにか?」
「ナニされるかわからないよ?」
「そもそも僕は負けないからどうでもいいです。
その前に僕が勝てば何をしてくれるのですか?」
「お金とか?」
「お金には困ってません。」
「それじゃあ家?」
「家にも困ってません。」
「権力?」
「権力にも困っていません。」
「それじゃ何がいい?」
「あなたの命。」
「それは流石に無理かな。」
「それじゃあ男性器の破損。」
「君そんな顔で怖いこと言うねぇ。」
「それじゃあ冒険者をやめる。」
「それは流石に無理かな。」
「じゃこの話なしで。魔術:転移」
僕はそう言って次の試験会場に向かうのだった。
──フレデリック目線──
俺はさっき可愛いお嬢さんがいたのでナンパしてみた。
だけど、まさか、
「転移使えるとかバケモンだろ。
ふぅ。ナンパ失敗してよかった。」
フレデリックはそう呟いて次の試験の準備をするのだった。
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それでは次回でまた。