1章 冒険者登録5〜探知〜
「次は探知の試験を始める。
一応今回はS級の人を用意した。」
「わかりました。それで見つけたら良いですよね?」
「そうだ。すでにもう隠れている。」
「そうなんだ。それじゃ魔導&魔術:強制転移」
僕はそう言ってその隠れていた人を強制的に転移させた。
「どこだここ。」
「試験官試験終わりですか?」
「あ、ああ。」
「そうですかそれじゃ次の試験を開始してください。」
「そ、その前に聞きたいことがある。」
「ん?なんでしょうか。」
「君はどうやって僕を見つけたのかな?」
「いやだって、気配や臭いそして音すらもあなたのいた場所だけ虚無つまりは、
何もなかったからです。」
「そうか。」
「それ以外にも 獣魔可視化 獣魔干渉可能」
僕はそういうと一万いやそれ以上のスライムがそこにいた。
「これだけのスライムがいれば浮いている場所や
それ以外のも明らかにおかしい場所とか
誰だって気付きますよ。」
「そ、そうか。」
「でもまぁこのようなことができる人はごくわずかでしょうけど。」
と僕は言って、
「そ、そうだな。君が特別だっただけだな。」
「はい、そうですきっと。」
「し、試験官それで次はどうしたらいいでしょうか。」
「君には少し休憩時間を与える。
その間に体などを癒したまえ。」
試験はそう言ってどこかにいくと、
「そう言われてすることがないんだけどなぁ〜」
と僕はそう言って少し考え事をしていたら、
「そうだ。賢者の石でも作っておこう。」
僕はそう言ってその辺に落ちていたごくごく普通の石を手に取って、
「錬成!」
と叫ぶと、
「できた。」
僕はそう言って手元を見ると赤色の石がそこにあった。
「そうだな。属性でも付与しとこ。」
僕はそう言って賢者の石に僕の持っている属性全て最大限の質で付与した。
「これはやばいかもね。」
僕はそう言って出来上がったものを見つめていた。
「う〜んこれはどうしようか。」
と僕は考えて、
「もっと強化するかそれともこのままかそれか処分するか。」
と悩んでいると、
「ノイル休憩は終わりだ。」
と言われて僕はその石をインベントリにしまうのだった。
「あの〜試験官?どこに向かっているのですか?」
「私は試験官じゃなくてフィーリアと呼んでちょうだい。」
と言っているのはオネエだった。
それもパーマに筋肉質それもかなりの、
「わ、わかりました、フィーリアさん。」
「そんな他人行儀じゃなくて、フィーリアオネエちゃんと呼んでちょうだい。」
「そ、それは・・・」
「ん?」
とフィーリアさんは言って無言の圧力をかけてくるのだった。
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それでは次回でまた。