1章 模擬戦開始!!
「進化してたけどまぁ、新たな能力もあったしいいか。」
僕はそう言って新たに獲得したスキルはを少し確認してみたら、
「そういうことか。」
確認したスキルは自分が元々持っていたスキルを、
統合そして強化をしたスキルになっていただけだった。
「でも魔法などが使えるようになったのはいいことだね。」
僕はそんな独り言をボソボソと呟いていたら、
「あの〜ノイルさん。さっきから何をボソボソと言っているんですか?」
「あ、あ〜ごめん、ごめん。なんでもないから気にしないで。」
「ですが、気にしないでと言われたら尚更気になります。」
(まぁ、確かに僕だったら気になるな。)
「それでも。とりあえず今起きたことは秘密ですよ。」
僕はそう言って、
自分の戦うためのイメージトレーニングをするのだった。
〜─〜─〜─〜
そして数十分経過した時
「君が我が家に養子になったノイルかね。」
「そうですけどあなたは?」
「この家の当主のドルイドだ。」
「僕は、ノイル。ただのノイルです今は。」
僕はそう言って自己紹介をして、
少し雑談をしたのち
「それじゃ君は私に戦いを挑みたいと?」
「はいそうです。僕の実力をわかってもらえたら、
自由に行動できるかなと思ったので。」
「それじゃ、私に勝てば行動の制限はしないでおこう。」
「わかりました。それじゃ魔技:幻影解除」
僕はそう言ってさっき仕掛けておいた幻影を解いた。
「な、なんと。」
ドルイドさんは驚いた様子で、
「一応この場所ででは死んだらここに生き返るので堂々と殺し合いができますよ。」
「そうか。君もそこまで本気はとは。」
そう言っているドルイドさんだったが、
おそらく僕のこの幻影を見て、
僕のことを魔法特化だと思い込んでいるはず。
僕はそう言って、
「それじゃドルイドさん。このタッチパネルの好きな場所をタップしてください。」
「タッチパネルとはなんだ?」
「えーまぁタッチパネルはタッチパネルです。」
僕は決して説明するのがめんどくさいとかじゃなく、
説明しても理解できないだけだと思いそう説明したのだった。
そう決して説明するのがめんどくさいとかじゃない。
「それじゃここでいいかな。」
「っとその前にこの模擬戦は撮影されていますのでご了承ください。」
そう言ってドルイドさんはタッチパネルの適当な場所を押して、
「それじゃ僕も。」
そう言って僕は目を瞑って適当な場所を押すのだった。
そして目を開けると、
「ここか。」
自分がいた場所は砂漠地帯だった。
「それじゃ模擬戦始め!!」
僕はそう言って模擬戦が始まるのだった。
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それでは次回でまた。