第5章 堕ちし神
「僕がみんなのことをしっかりと見ていればよかったのかなぁ。
もしもしっかりとみんなのことを見ていればこんなことにはならなかったのに。
もしも僕がもっとしっかりとしていれば。
いや違う。僕は何も悪くない。そうだ何も悪くないんだ。
悪いのはこの世界きっとそうだ。
そうだよ。僕は悪くない。
僕は悪くない。僕は悪くない。僕は悪くない。僕は悪くない。」
【称号:堕神 を獲得】
「そうだ正義を執行しようじゃないか。
こんな腐った世の中を壊して蹂躙して、
滅ぼしてまた一からいやゼロから始めレバ
何カガ変ワルカモシレナイ。
ナラバ滅ボソウ。
コノ世界ノ全テヲ。」
【称号:壊れし神 世界を憎みし神 憎悪神 を獲得】
***神視点
「あ〜あやっちゃったなぁ。
流石に精神にきちゃったか。
これじゃあゲームにもならないじゃん。
作るか勇者をそれと神器も作らないとじゃん。
本当にめんどくさいことをしてくれるなぁ。
でもこれからの展開は読めないから楽しくなりそうだよ。
でも流石にノイルレベルの神は滅ぼせないし、
封印になってしまうんだよなぁ。
それじゃついでに記憶も全て失うようにいするか。
というかそれ以外に攻略法見つからないし。
***神の僕をここまで困惑させるとはさすがノイルとでも賞賛の声でもあげておくか。」
そして僕はかなりの時間を使用して勇者候補から勇者に最も適している人材を探し出し、
その者にあったスキルなどを作るのだった。
***視点
「なんじゃと全勢力撤退じゃと何があったのだ。」
「実はとあるもの。いいえとある神がこの世界にいてそのものが堕ちてしまいまして、
この世界を滅ぼそうとしているのです。」
「それは本当なのか‼︎」
「私が嘘をつくとでも思いで?」
「それもそうじゃったな。それならばなにをしたらいいんじゃ!」
「知りませんよそんなこと。
わたしだってこんあことははじめてなんですよ。
それにわたしはそこまでかんぺきじゃありませんので。」
「じゃがここで話しているのはじかんのむだじゃ。
今だけは人類と手を組むべきじゃ。
恐らくじゃが人類の勇者と言われているものは神の祝福を
受けているらしいから、
こんな緊急事態になれば神も迅速に対抗手段を用意するじゃろ。
そしてそのあとわしらは奇襲をかければ
人類を滅ぼしてわしら魔の族で自由にくらせるときがおとずれるじゃろ。」
「そうなればいいですけれどね。」
「なんじゃその含みのある言い方は!」
「御忘れですか?人類の生命力を。」
「それもそうじゃったな。」
そんな話をわしらはするのじゃった。




