表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/2

突然の依頼

「感情」ってなんだろ?君ら、考えたことある?普通なら喜怒哀楽、よろこび、いかり、かなしみ、たのしみとかそんな事を言うのだろう。ならば次だ、「人間」ってのはなんだ?僕は昔こんなことを言われたな、「お前は人間じゃない」って。「感情のないお前は人間じゃない」この時ばかりはさすがに堪えたよ。

でも、それからだよ。僕は自分が人間だと思わなくなったんだ。

そうすれば、傷付くことはないと。そう、思っていたんだ。そこから先は楽だった、ただ人に、人間に言われるがまま行動する。

それが、どんなにきつい嫌なことでも...。

こんなことを考え、行動していた僕はあの日に出会った彼女に半ば強制的に変えられた。その話をこれからしていこう。


とりあえず、自己紹介をしておこうか。


この話の主人公となるのは、泉 康太。今年の春から高校2年生になる。バイトはやってた。マクドナルド、通称「マクド」わりと楽しいよd=(^o^)=b。高校は千葉県の県立高校だ。ちなみに友達はいなかった。

予想はついてたって? ほっとけ!良いんだよ、今はいるから、友達。


そろそろ、本編に入るとしようか。


四月、まずは鉄板の「校長先生のお話」そのあとに生徒指導からの注意事項、あとは、面倒なクラス発表。そしてようやく解放されたと思いきや、僕に群がってくるのは500円玉を握りしめた有象無象の高校生。そう、僕は俗に言う何でも屋ってやつだ。

そして、《群れ》の依頼をすべて回収してから家に帰る。これが僕の日常。基本的に、依頼は帰ってすぐに解決している。そのため意外なことに大人気なのだ。

だけど、その日はいつもとは少し違った。


僕の周りから、群れの波が引いたのだ

「こんにちは、少しだけお時間よろしいでしょうか。」

それもそのはず、僕に話しかけてきたのは学校では有名な、橘 しずくなのだから。

彼女が有名な理由はただひとつ、容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能、あらゆる分野でも優秀な成績を残しているからだ。

そんな彼女が依頼を出してきたのははじめてだ。


「あとで、こちらの電話番号にご連絡ください。よろしくお願いします。」


僕に依頼をする方法は2つある。

1つ目が一般的な、直接会って頼むもの。

2つ目は電話で秘密裏に依頼をするというもの。


そして今回の依頼は極秘らしい。


どんな依頼なのかは帰って確認すればわかるだろう。が、今は突然の状況に呆然としているこの群れを片付けなければならない。

「そろそろ、依頼を回収したいのでこちらの方にお願いします。」


そうこうして、依頼を集めたあと家に帰宅し、楽な依頼をすべて片付けてから、約束の電話番号に電話をする。


何度かコール音がなり、そして音が止んだ。


「はい。もしもし、橘です。どちら様でしょうか?」

まったりと投稿していきます。面白ければブックマーク、評価等をどうぞよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ