一話
僕が一番嫌いな言葉。変わり者。
僕の隣の席の藤崎は、周りから変わり者だと言われている。藤崎の隣なって、はや一ヶ月
特にこれといった理由がわからないでいる。藤崎は、頭は良いし運動神経抜群。顔もモデル級に整っている。人気者の三銃士を持っていながら、変わり者だと言われる理由がわからないのだ。藤崎のことを観察しながら、僕は彼に対して恋心を抱いているのではない方まで考えたほどだ。一ヶ月観察した結果一つだけわかったことがある。藤崎は、クラスの誰よりも帰るのが遅いのだ。それに対して、朝は遅い。ひどい時は、放課後に来たこともある。放課後に来るぐらいなら、休んでおけば良いのにと思ったらのは、僕だけだろうか?そんなこんなで、何を思ったのか、朝早くに登校してみようと思ったのだ。朝授業の始まる1時間前。朝練に来た人が数人いるぐらいで、学校は静まり返っていた。靴を履き替えて、下駄箱から一番遠いのが僕らの教室。うちのクラスだけやけに人気があるのだ。知らないクラスの子だろうか?学年の違う人もいる。僕は、その時藤崎が変わり者だと言われる理由をはじめて知った。
はじめての作品です。不慣れなのでのんびり投稿します。見ていただけて、幸いです。今後もよろしくお願いします。
〜初〜