進路に悩む高校生(222文字小説)
僕は高校三年生。
夏休みには三者面談があり、進路を本格的に決めなければならない時期に入った。
「高校を卒業したらどうするの?」
「まだ分からない」
母さんと顔を合わせる度に交わされる会話。
「ちょっと! 三者面談まで日数がないんだからね!?」
「それは分かってるよ!」
僕は母さんといつも進路のことで口論になってしまうのだ。
母さん、これだけは理解してほしい。
僕にはやりたいことがたくさんあるため、そこから一つに絞ることができないから悩んでいるということを――。
もしかしたら「受験生あるある」かもしれないですね。
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