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夏生詩集3

イサマシイもの

作者: 夏生

守るために

攻める

守るために

奪う

守るために

破壊する

守るために

殺める


正しさより

敵を倒すこと

いのちは

塵に同じ


敵とは?

何を守るためか

問いに一切答えない

上が敵と決めたら

敵なのだ


聞こえる

臭う

感じる

日常の中から

イサマシイものが

禍々しいものが


守るために

考えて

言葉に託し

守るために

花を咲かせ

守るために

心寄せて


どこも誰も攻めたくない

奪われたくない

何も壊したくない

誰も殺めたくない

イサマシイものへ

送り返す


お花畑だと

夢想家だと

幼いと

笑われても











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