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海仙登山道  作者: 加部宮
2/10

霧中

赤い玉が飛んでいた

次に青いの、黄色いの

光の玉は点いたり消えたり

信号機

霧の濃い朝はどこか楽しい

遠くが見えないのに

先の見えないことが僕をわくわくさせた

目線を下げて前を見ると

一歩先が見えて

数歩先は白い闇

昼間の中にある反転した夜

まるで浮いているかのような

車のライトが次々飛んでいった

少しづつ服が濡れていく

湿気の匂いが鼻腔を撫でて

夏の香りを目一杯吸い込む

湿気の匂いは嫌いじゃない

夏の予感、梅雨の季節

お天道様は見えなくて

カーテンの奥から光続ける

どこか陰鬱

どこか湿って

そんな天気も僕は好きだ

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