story one
まだまたうまく文が書けていないかも知れませんが、よろしくお願いします
story-one
ー海浜市立海浜第一中学校ー
ザワザワ……
秋菜「さよ!また同じクラスだね!」
沙祐「うん!よっしゃー!」
秋菜「念願のー?」
沙祐「おなくらー!」
この2人、吉岡沙裕と山本明奈は同じバスケットボール部の仲間
めっちゃ仲がいい
他のメンバーも認めざろおえないくらいの仲の良さ
2年でも同じクラスになれて相当はしゃいでいる
秋菜「いやー願ってたかいがあったね」
沙裕「ホントだよね」
秋菜「あ、そーいえばさ、ここのクラスにあれでしょ?沙裕の好きな男バスの片瀬昂樹って奴いるんでしょ?」
沙裕「あー、そーみたいだね」
秋菜「絶好のチャンスじゃんか!」
沙裕「あーあーうるせーうるせー」
ガラガラ…
女子1「あ!片瀬くんっ!」
女子2「吉崎くんもいる!」
沙裕「あ、でたあの人気ぶり」
秋菜「んね、相変わらずやな」
片瀬昂樹、吉崎大紀
この2人は、男子バスケットボール部のエースと呼ばれるふたり、女子からも男子からも絶大な人気を誇る
一応沙裕も秋菜もバスケ部では、エース的存在
去年は両方共全国には行けず
今年は、全国制覇を狙っている
片瀬「おお、おはよ」
吉崎「おっはよー」
女子生徒「きゃーーー」
女子生徒はいつにも無く、片瀬と吉崎をみて
奇声を発している
その上、女子同士の嫉妬も多く喧嘩になる
が、そのことを、片瀬と吉崎は知らない
沙裕は片瀬の事が好きだった
そのことを、秋菜以外誰も知らない
ちなみに、秋菜は彼氏持ち
秋菜「早く彼氏作りなよ」
沙裕「うるさいなぁ!無理だよあいつとは」
秋菜「なんで?」
沙裕「わからないか?恨まれるからだ」
秋菜「あは!うらまれたっていいじゃん!」
沙裕「あは!やだね」
そんな他愛もない話をしながら、2人の中学2年の生活をスタートさせてく
ホームルームが終わり、席が前後の秋菜と、いろんな話をしている
しかし、教室にいるのは自分と秋菜のみ
ほかのクラスメイトは、片瀬と吉崎の方へ行っていたり、ほかのクラスに遊びに行ったりとしていた。
片瀬「なあ、今日女バスとコート一緒?」
吉崎「ああ、多分な」
片瀬「よっしゃ!」
吉崎「なんでだよ」
片瀬「女バスのプレーってなんか好き」
吉崎「わからなくもない」
こいつらはなぜか、女バスのプレーを気に入っている
後ろにくっついてる女子はふてくされながら、
歩いてる
女子1「ね、ねえ?片瀬君たち」
片瀬「ん?」
女子1「そんなに、女バスのプレースゴイの?私たちより魅力的?」
だいたい片瀬たちのこと好きな女子生徒は
片瀬たちと話す時だけ上目ずかいになる
しかし、それに気づいていないのは片瀬だけ、
吉崎は内心キモイなどと思っている
片瀬「うん、すげーよ!特に吉岡と山本な!」
女子1「吉岡さんと山本さん?」
吉崎「メンバーもみんな認めるくらいすげーうまいよな〜」
片瀬「うんうん!」
女子2「でも、私たちより可愛くはないよね?」
吉崎(何言ってんだこいつら)
吉崎はいつもみたいに片瀬の隣で女子生徒達のことを異生物を見るような目で見てる
沙祐や、秋菜はほんとにすごいと思う反面
可愛いとはたしかに思ってはいなかった
しかし、沙祐の事を何故か気にしている自分がいるということをつい最近気がついた
何故?と思っても何も思い浮かばない
ただうまいだけだから…
可愛くないと言われてるからなのか…
秋菜に彼氏がいることはバスケ部みんな知っている
ただ、沙祐に好きな人ができたとか、彼氏がいたということは何一つ耳にしていない
だからなのか…
片瀬「可愛さは………。考えたことないかな」
片瀬の言葉に少しの間があったことを吉崎は見逃さない
女子1「吉崎くんは?」
吉崎「え?」
女子2「だから、私たちと、吉岡さんと山本さん、どっちが可愛い?って聞いてるんだけど」
少し間が空いた後、ゆっくりと口を開き
吉崎「俺は別に」
と答えた
その場にいたみんながポカンと口を開けながら、吉崎を見ている
片瀬「え?どういうこと?」
吉崎「だから俺も考えたことないって」
女子2「そーゆーことね!」
女子1「なんだー、良かった」
女子たちが後ろでキャーキャー話してるのを聞き流しながら教室まで続く廊下を歩いていく
もともと、お前らなんて可愛いとかおもってねーつーの…
これが吉崎の本心だった
初めまして
冴犹です
初投稿になりますし、
全くの素人なので宜しくお願いします
今回のは中学編になりますが
高校編、大学編も考えてます
暖かく、作品を見守っていただけると嬉しいです
宜しくお願いします