第5話 委員長実亜のアン・ラッキーな日常
キャラ紹介
宮間里一(17)
普通の高校生?
ツッコミ担当っぽい。
一人暮らし中
桃亜(17?)
いきなり里一の家にきたメイド装束女。
(天然)ボケ担当っぽい。
普通じゃない。
武田信一
里一の友達。
基本的には普通だが、若干ずれている。
柊実亜
里一のクラスの委員長で、割とまじめ。
ショートカットのメガネっこちゃん。
前回微妙な伏線を張っておいたのだが・・・
(『また増えた』ってやつな)
そう。俺には変な友達がたくさんいるのだ・・・
前々回より登場の柊実亜なんてまだましな方である。
(でも変)
とか言ってたら来た。
「紅田さん」
「はい?」
どさっ
「これ、教科書です。」
「ありがとうございます。」
「校舎案内しましょうか?」
「お願いします」
おお、さっそく友達ができたみたいだな。
まあこれだけ見たら礼儀正しい普通の委員長だわな。
「まずここの校舎が北館で・・・」
ガラガラッ
今の音は柊がドアを開けた音だ。
ばふっ
今の音は、誰かが仕掛けた黒板消し(ドアと壁の間に黒板消しをはさんで開けたら落ちてくるやつ。また古風な・・・)に柊が引っ掛かった音だ。
「だ、だいじょうぶですか?」
「はい、よくあることですから・・!」
べしょっ!
今の音は誰かがキャッチボールをしていたボールに柊があたった音で・・・
「委員長は今日もついてねえな、かわいそうに」
「今日もって・・・いっつもじゃねぇの?」
「なあリーチ」
「ん?」
「委員長と桃亜ちゃんがバケツの水かぶった」
「・・・。」
そう、我らが委員長、柊実亜は不幸体質なのだ・・・
ばしゃああああ!
「きゃあぁっ!」
どかっ!
「ひゃあぁっ!」
ゴスッ!
「わあああ!柊さぁぁぁぁぁん!」
・・・・・。
鈍器投げたらだめでしょ・・・
「里一君!どうしましょう!どっかから飛んできた二宮金次郎像に柊さんが頭をぶつけて気絶してしまいました!!」
二宮金次郎像!?
誰だよ・・・投げたやつ・・・
っていうか、
「よく気絶だけですんだな・・・」
「よくあることだって言ってました!」
よくあってたまるか!
「・・・あ」
おお、目を覚ました。
「また銅像に当たってしまいました・・・先週はビリケンさんだったんですけどね」
だれだよ通天閣から持ってきたやつ!!
「委員長大丈夫?」
「?あ、ああ、信玄君・・・はい、大丈夫ですよ」
そういって委員長はニコ、とほほ笑んだ。
「わかるかリーチ!?」
「は?」
「ああいうのが上の上なんだよ!」
俺にはよくわからねぇが・・・
「めちゃくちゃかわいいだろうが!」
ああ・・・
「委員長が好きなの?」
「・・・・・・・・・っっ!!!」
はい、図星。
「ちがッ・・・!!」
無視ね。
「里一君も信玄さんもなにこそこそやってるんですか?」
「なんにもねぇよ」
「ホントですかぁ?嘘ついたら『味噌カツ』になっちゃいますよ!」
ならねぇよ!(味噌カツうめぇし・・・)
どういう理論だよ!
「あのなあ・・・泥棒の間違いじゃねえのか?」
「でもお父様が・・・」
お前の父親、まじで大丈夫か?
柊が立ち上がって、
「こんなことぐらいで倒れてるようじゃまだまだです!」
十分立派だぜ委員長・・・
「委員長、ファイト!」
お前が頑張れ、信玄・・・
その時。
ダダダダダダダダダダダダダダッ
ん?
なんだこの闘牛が走りくるような効果音は?
と、そんなことを考えてるうちに、
ッどぉぉぉぉぉんっ!
「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
うわー、柊が吹っ飛んだ。
「おい闘牛」
柊に突っ込んで倒れていた闘牛は、ムクッと立ちあがって、
「うるさいなぁ、誰が闘牛よ!」
と俺に向かって叫んだ後で、首をひねって、
「あれ?おっかしいなぁ?あんたに向かって突っ込んだはずなのに、なんであんたがそこにいるの?」
「新キャラ登場ですね〜」
「ちょっと里一!なんで『幼馴染キャラ』の登場が六番目なのよう!?」
う〜ん、俺に聞かれてもなぁ?
ってことで、こいつの紹介は次話に回します♪
柊さんの実態が明らかに!?
なんて大げさですけどね(ヮラ
これからも『キャラ増加月間』続きます!(今考えた)
あ、余談なんですけどね、私関西人なんですよ。
だから美杏華校長のセリフが書きやすい書きやすい…
(オチは無しです♪ホントに余談ですね)
んでゎこの辺で★
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