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第18話 がんばれ信玄!?

久々登場のキャラは特にないですねー。

ちわーっす!

信一です!



・・・え、誰だって・・・?


・・・信玄ですけど・・・?

あだ名でしか覚えられていない俺って・・・


今回はなぜか俺目線??

ん〜、里一になんか悪い気がするぜ。


まぁ、気にしない気にしない!


さて、今日から黄金週間だぜ!!

まあ明日は学校あるんだけど。


・・・ひまだなぁ・・・


よし!

里一の家に押しかけ・・・



え??そのネタは前にやったって?

何の話だよ。


しょうがないなぁ・・・じゃあ・・・


買い物にでも行くか!



――――スーパーの前――――


適当にアイスでも買って帰るか。


「おい桃亜!俺は納豆を取ってこいと言ったんだよ。どうして甘納豆を取ってくるんだよぉぉ!!」

「どっちでも一緒じゃないですか!甘いかそうじゃないかって話でしょう!?」

「違うよ馬鹿野郎ぉぉぉ!!」


・・・今日も絶賛新婚さん(?)だな・・・

「よう!なにやってんだよ!」

「あ!信玄!聞いてくれよこいつがさぁ・・・」

「違いますよ!これは里一君の心の広さの問題ですよね!?」


・・・なんていうか・・・兄妹げんかみたいだな・・・


「お前こそ何やってんだ信玄。」

「え?俺はアイス買いに・・・」

「あ、さっきそこで実亜ちゃんっぽい人見ましたよ」


!!!???


「どどどこでぇぇぇぇッッッッッッ!!?」

「えッ・・・えーっと・・・魚のとこですか・・・?」


―――――魚のとこ―――――


「信玄・・・お前完全に挙動不審だぞ・・・」

「ふっふっふっふ・・・」


俺と信玄と桃亜は魚のとこに来ている。っていうか委員長いた。


・・・信玄のぞっこん委員長ラブにはまいってしまうよ・・・


・・・あ!!俺(里一)目線に戻ってる!


「これは・・・ストーキング行為ですよね?」

「・・・桃亜。今だけは眼をつぶってやってくれ・・・」


さっきから「はぁぁぁ・・・委員長は可愛いなぁ・・・」とか横から聞こえてくる・・・


あれだな。もう末期症状だな。


「・・・告白しちゃったらいいのに・・・」


ぼそっと桃亜が呟いた。


信玄の顔が信号の赤に染まっていく。おもしろいな。


「そそそそそそんな!」


わかりやすいな、こいつ。


「無理無理無理無理!」


「無理じゃないですわ!!」


・・・・・!?


「「撫子さん!!!?」」


いつの間にまた俺の後ろに・・・


「そうウジウジウジウジしているのだからダメなのですわ!」


ええ―――!?


「ほら!行く!」


撫子さんはいつもの着物姿のまま自分の身長より三十センチは高い信玄の首根っこをつかんだ。


「ひッ!?」


「撫子ちゃんは昔から馬鹿力ですね」

「怪力と言ってちょうだいですわ」


どっちも一緒じゃないっすか?


信玄の首根っこをつかんだ撫子さんはそのまま・・・放り投げた。


どさっ。


委員長の真後ろに着地する信玄・・・哀れ。


いきなりの効果音に驚き、委員長は後ろを向いた。


「あれ?信玄君ですか?」


「わわわわわわッ!委員長!」


「どうしたんですか?尻もちなんかついちゃって・・・」


委員長は信玄に手を差し伸べる。


「いいいいいいや、べべべべつになにも・・・」


・・・それから撫子さんがクナイを構えてるのに気付いて、


「ないことはないんだけど・・・」


「? どうしたんですか?わたし、お肉売り場に行っちゃいますよ?」


「ああああああ!もう!」


躍起になったか、信玄!


「委員長、俺と付き合って!!!」



言った――――――――!!!!!








「いいですよ?お肉売り場でしょ?私もすき焼き肉買って来いって言われてるんですよ」








・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!




「また・・・これは・・・」

「ベタな・・・勘違いネタですわ・・・」

「哀れ・・・信玄・・・」



―――――里一宅――――


「おい、信玄。そんなに泣くな。」

「・・・ぐすん・・・・・」

「実亜の天然ボケもぴか一ですわ・・・」

「救いようがないですね」


ぷるるるる、ぷるるるる」


「里一、電話ですわ。」

「撫子さん出て、お願い」

「しょうがないですわねぇ・・・」


がちゃ。


「もしもし、宮間ですわ」

『あ、撫子さんですか?』

「実亜ですの?」

『はい、柊です。』

(・・・これは・・・今は信玄に知らせない方がいいのかもしれませんわ・・・)

「どうしましたの?こんな時間に」

『はい、今日なんかスーパーで会った時に信玄君が石化してたなぁって思ったんですけど、何があったのかなぁ、って思って』

「・・・・・」

『どうしたんですか?』

「率直に聞きますわ。実亜は信玄のことどう思ってまして?」

『どうって・・・普通に好きですよ?』

「は?それはどういう意味で・・・」



『恋愛感情的に。』



「・・・・・・・・・・・」

『それで、石化してたわけは・・・』

「実亜・・・鈍感もいいところですわ・・・」

『えぇ?なにが・・・』


ガチャン。


「撫子さん、誰からだったんですか?」

「いいえ。なんでもないですわ。」


「信玄。」

「・・・なんですか?撫子さん・・・ぐすん」

「がんばりなさい。」

「・・・は?」

「頑張れと言っているのですわ!」

「ははははい!」

「私はもう寝ますわ。お休みなさい」

「撫子ちゃんもう寝ちゃうんですか!?まだ8時なのに・・・」

「・・・一人になりたいのですわ」



「「「・・・?」」」



もう・・・呆れてものも言えませんわ。

ちょりーすッ!

こんばんは!


今回のお話は信玄君がメインでしたね。

・・・撫子さんかも。


二週間前、「次の更新は二週間後」とか言っちゃったせいで、眠たいのをこらえがんばって書いています。


えー、ご意見、ご感想、お待ちしております。



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