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第17話 文化祭だぜ!〜役決め・本番後編〜

面倒くさいし、縦にどんどん伸びていくので、レギュラーメンバー(里一・桃亜・千亜里・信玄・委員長・撫子・ザクロ)のキャラ紹介はやめました。


ゲストキャラのみの紹介にしたいと思います。(詳しくはあとがきにて・・・)


東海林理沙

久々登場の美人教師。

若くてきれいだが、生徒をいじめ倒すのが趣味という、どSな人。もったいない・・・

こんにちは。

宮間里一です。


・・・戦いが、やってくる。


「それでは演劇の配役を決めたいと思います」

戦争は、ある日のHRに、委員長の一言で始まった。


決めるべき配役は以下の通りだ。


・アリス

・ウサギっぽいもの

・猫

・帽子屋

・三月ぅさぎ。

・ハムスター

・ハートの女王

・ジャック

・姉

・その他(大道具、衣装、などなど・・・)


・・・アリスだけは絶対に避けたい・・・!!


「それでは、アリスの役について、立候補はありませんか?」

「はい!はいはい!」


千亜里が手を挙げた。


え、千亜里がするのか?


「宮間君がいいと思います!!」


!!!!!?


「ちょ、ちょっとまてぇぇぇ!!」

「なに?なんか文句でもあるの?」

「大アリだこの野郎!!」


すると、委員長は困惑したような表情で、

「じゃ、じゃあ、賛成の人は拍手!」


パチ、パチ。


よっしゃー!

案外少ないぞ!


っていうか、叩いてんの誰だよ?


「あら、みんな、どうして叩かないのかしら?うふふ」


久々登場東海林先生―――!!


「私は見たいわ。里一君の女装。去年は私いなかったものね♪それに・・・」


それに・・・?


「そんなに嫌がる顔されちゃあ・・・いじめたくなっちゃう♪」


ドSキタ――――!!


「柊ちゃん、担任命令よ♪彼をアリス役に抜擢します♪」



イヤァァァァァァ!!!?



〜〜〜〜〜〜〜〜一ヶ月後、本番終了後(の帰り道)〜〜〜〜〜〜〜


「いやあ、超監督桃亜として、里一君の女装はばっちりでしたよ!」


「言わないでくれよ。忘れたいんだ・・・」


もう考えたくもないよ。


「いやぁ、でも委員長のハートの女王も似合ってたよね」


大道具の信玄が言った。

そう。

おとなしくって真面目な柊実亜という委員長は、ハートの女王役だったのだ・・・


しかも、

「・・・みありん・・・感情こもりすぎて怖かった・・・」


あの「大好物はホラー映画」なザクロちゃんを半泣きにさせるほど、それは・・・恐ろしかったのだ・・・


「ええっ、そんなことないですよ!」


そして、その演技につられてか、もともとの不幸体質のせいか、なんど練習しても、

「処刑しておしまい!」

と委員長が叫んだところで、セットの一部分がぶっ壊れたり、誰かの衣装が破れたりしたのであった・・・


「本番は何もなくてほんとーによかったわね」


「そういう千亜里だってゴスロリウサミミ似合ってましたわ」


昔からフリフリ・リボン・キュート系が苦手な千亜里には、三月ぅさぎタンを推薦してやったわ!!(仕返し)


泣きそうになりながら語尾にピョンをつけて話していた。


「撫子ちゃんだって、猫の役がとても・・・」


桃亜は、撫子さんがかんざし基クナイに手をかけたところで口をつぐんだ。


あれこそ銃刀法違反だろ・・・




まぁ、そんなことがあったりしたのだが、結局言えることは・・・


「楽しかったな。」


「・・・そうね。楽しかったわ。」


「はい。私もそう思います。」


「委員長がそう言うなら俺も!」


「私も・・・来年は皆と同じクラスに・・・」


「来年はもっとまともな役がやりたいですわ!」


「俺はちゃんと男役で出たい・・・」


「だめよ!里一は次も女の子の役なんだから♪」


「なんでだよ!」


「私が男の子の役ででてみようかしら」


「委員長がお姫様でー、俺が王子・・・ぐふぁ!(鼻血)」


「私が姫・・・?って、大丈夫ですか!?」


「・・・信玄・・・どんどん変態路線に・・・」


「実亜の鈍感もいいところですわ!」


「信玄、大丈夫かよ!お前も馬鹿だなぁ・・・なぁ、桃亜?」


そうして気づいた。


桃亜は数メートル離れたところで突っ立っていた。


「おい、桃亜?早く来いよ?」


表情は無く、何かを考えているように桃亜は立っていた。


みんなも振り返って桃亜を見る。


「桃亜!どうしたんだよ!」


「えッ、あッ、何でもないです!」


メイド服をふわっとさせてこちらに走ってくる。


「何でもないことないだろ?」

「そうよ。大丈夫なの?」

「大丈夫ですよ!今日の晩御飯は何かなぁって考えてたんです。」

「何だよ、心配させんな。」

「すみません」


桃亜の笑顔が夕日に照らされる。


「ほら、帰るぞ。」

「はい!」





















私は、来年も皆といられるのでしょうか?

ちょりーっす☆

更新が遅れてしまったことを深くお詫びいたします・・・


前書きにも書きましたが、レギュラーメンバーの紹介をやめました。

めんどくさいってのも大きな理由ですが、やっぱりキャラが増えてくると長くなってきちゃいますよね?

前書きにも限度がある(たぶん)し、前書きばっかり縦にビヨーンってのもどうかと(^_^;)


二段にしてもいいんですけど、携帯で読んでる人が読みにくいかなぁっていうのが一番大きな理由です。


あっ、でもでも、「絶対前書きあった方がいい!」って人がいましたら、ご連絡ください。

復活する・・・かも?


それから、ブログに番外編のせました♪

どうぞごらんくださいませ♪

私の大好き女装里一くんが盛りだくさんの、「里一と千亜里の中学版」です!


御意見、ご感想、お待ちしております!


次の更新は・・・二週間後かなぁ?

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