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第16話 文化祭だぜ!〜台本編〜

キャラ紹介


宮間里一(17)

普通の高校生?

ツッコミ担当っぽい。

一人暮らし中


桃亜(17?)

いきなり里一の家にきたメイド装束女。

(天然)ボケ担当っぽい。

普通じゃない。


皆川千亜里

里一のクラスメイトでお隣さんで幼馴染の腐れ縁。

なかなか美人だが馬鹿なのでモテない


武田信一

里一の友達。

基本的には普通だが、若干ずれている。


柊実亜

里一のクラスの委員長で、割とまじめ。

ショートカットのメガネっこちゃん。


浅倉撫子(17っぽい)

婚約者の大和家から逃げてきたヤマトナデシコ。

結いあげた髪にはクナイが隠されている。


仙崎ザクロ

千亜里の入れ知恵で里一を「お兄ちゃん」と呼ぶ。

見た目はロリ系だがスプラッタなホラーが大好物。

俺は驚愕していた。


いや、俺だけじゃない。

信玄も、委員長も、撫子さんも、あのクレイジー千亜梨も、クラス全員が───



桃亜の書いてきた台本のおもしろさに驚愕していた。




今日の朝、桃亜の荷物がやたらと重そうなのを、何だろうと見ていたが、なんと御丁寧にクラス全員分の台本を印刷して持って来たのであった。



そのみんなが驚愕した桃亜の演劇を、俺の突っ込みと同時に、ご覧いただこう───




──普通じゃないけどアリス──



昔々…ではなく今!現在!

閑静な住宅街に、アリスという、日本人のくせにカタカナの名前を持つ少女がいました。

ジャージにTシャツのアリスは思いました。


「早くこのお芝居終わらないかなぁ…」


(演劇であること自覚した!主人公なのに!しかもかなりの干物女!)


暇を持て余す受験生アリスは庭をふっと見ました。


(勉強しようよ!)


なんとそこには時計を持ったウサギっぽい物体がニョロニョロ蠢きながら、

「あ〜いむれ〜いと〜!」

と泣き叫んでいました。


(もうその時点でウサギじゃねぇ…)


アリスは

「何、あのプリンは?」

と思い、庭に飛び出しました。


ウサギっぽい物体はニョロニョロと蠢いていましたが、アリスの目の前でふっと消えました。

なんと目の前には深い深い穴があったのです!


アリスは少し戸惑いましたが、これもあの生物を捕獲、学会に発表そして大金を貰うためです。


(アリス計算高ッ!)


アリスは穴に飛び込みました。


穴は思った以上に深く、長い間アリスは落ちていました。


しばらくすると、アリスは地面にたどり着きました。


「あのプリンはどこに行ったの?」


アリスはウサギを探します。

すると、小さな小さなドアの向こうで、何かが這うような音が聞こえてきました。


そのドアは鍵がしまっていましたが、アリスはカメ○メ波で破壊しました。


(アリス最強!)


しかしドアが小さすぎて入れません。

アリスはポケットからスモ○ルラ○トを取り出すと、自分の体に当てました。


アリスは小さなドアの中に入りました。

するとそこは、ニュージーランドでした。


(ワンダーランドの間違いだろ…)


ニュージーランドを歩くうちに、アリスは一匹の猫と出会いました。


猫は言いました。

「今から言うなぞなぞに答えてみなよ。パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?」


アリスは思いました。

「さっきからニャーニャー何言ってるんだろう?」


猫の言葉は通じていませんでした。


アリスは猫を素通りして行きました。


「答えはまずそうで食べられないから納豆パンです!」


(ええええぇぇぇ!?)


猫は負け惜しみで叫びました。

次に、アリスが出会ったのは、道ばたにレジャーシートを引いてお茶会をしている人たちでした。


「あなたはだれ?」


キャップをかぶったチャラそうな人が答えました。


「俺はーァ、帽子屋ってーェ、呼ばれてるよぉー、実家は農家だけどねぇー」


次に、ウサミミをつけたゴシックでロリータな人が答えました。


「わたしは三月ぅさぎ。だピョン♪三月タンってよんでピョン♪年はぁ、30後半だピョン」


(いい年してコスプレか──!!)


次に、眠そうな顔をしたハムスターが言いました。


「ちゅうちゅう…くかー…」


(もう既に自己紹介でもないよね…)


アリスは言いました。


「個性がないのね」


(大有りだー!!!)


アリスは素通りしました。


三人はアリスを引き留めるべく、息を合わせて叫びます!!


「待ってよぉー」

「wait───♪」

「…くかー…むにゃ…鮭…」


(ばらばらだ───!!

鮭って第10話での撫子さんの寝言とかぶってるし…!!)



(…ハムスターしゃべれてるし…)


アリスは素通りします。


アリスが歩いていると、豪華な黒いドレスを纏った赤い髪の女の人と出会いました。


「あなたは誰?」

「私の名はハート。この国の女王よ。」

「ふーん」


アリスは早く家に帰って晩ご飯が食べたかったので、素通りしようとしました。


「お待ち、小娘!!」


ハートは怒りました。


「ジャック!!小娘を処刑しておしまい!!」


どこからともなくジャックと呼ばれた青年が現れました。


手には大きな鎌を持っています。


さすがにこれにはアリスもビビりました。


「銃刀法違反じゃん!?」


アリスは駆け出しました。



──ところで目が覚めました。



姉が心配そうに顔をのぞき込んでいます。


「アリス、大丈夫?」


アリスは起きあがって言いました。


「誰?」


(姉じゃないの!?)


「私の変装を見破るとは…おぬし、なかなかやるな!!」


(姉!?)


「お前は既に死んでいる…」


(アリス!?!?)


「な、なんだってぇ!?…う…ぐはぁぁぁぁ!!」


こうして姉は死にました。


アリスは平和を手に入れました。


──終わり──



「すげぇ…」

「桃亜ちゃん、天才よ!!」

「すごいです桃亜さん!!」


大絶賛である。


そのとき信玄がボソリと呟いた。


「台本じゃなくて小説じゃん…」


それを言っちゃぁおしまいよ…☆


次回、ついに本番!?


(補足)あいむれいと→I'm late!!→遅刻だ!!


更新遅れてすいません!!

えーっと・・・

すごいことになってしまいました・・・(内容が)


ブログを開設してしまいました。

ヲタクなことが延々と書き綴られております。

作者紹介ページより行くことが可能・・・にします!

まだ繋げてません・・・

今から繋げます。


ってことで。

御意見御感想お待ちしております**

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