第12話 桃亜クッキング♪
キャラ紹介
宮間里一(17)
普通の高校生?
ツッコミ担当っぽい。
一人暮らし中
桃亜(17?)
いきなり里一の家にきたメイド装束女。
(天然)ボケ担当っぽい。
普通じゃない。
皆川千亜里
里一のクラスメイトでお隣さんで幼馴染の腐れ縁。
なかなか美人だが馬鹿なのでモテない
武田信一
里一の友達。
基本的には普通だが、若干ずれている。
柊実亜
里一のクラスの委員長で、割とまじめ。
ショートカットのメガネっこちゃん。
浅倉撫子(17っぽい)
婚約者の大和家から逃げてきたヤマトナデシコ。
結いあげた髪にはクナイが隠されている。
なんか前回は柊視点だったけど、今回はちゃんと(?)俺です。
里一です。
昨日、急に桃亜が
「今のトレンドはやっぱり料理ができる女ですよねぇ!!?」
とかなんとか満面の笑みで俺に聞いてきたあたりから事は始った。
メイドなのに料理できないのかよ!というツッコミは無しの方向で。
「料理?んー、できないよりはできた方がいいんじゃねぇの?」
などとパソコンでネットゲームをしながらテキトーに答えてしまったもんだから、
「ですよねぇ?
よし!クッキーを作ろう!」
なんて宣言されてしまった。
そのときは
「マンガみたいに爆発なんてこたぁねぇだろう、食べれなさそうだったら残せば・・・」
と考えていたのだが、
「残したら死刑〜♪」
と風呂掃除をしながら口ずさまれたので残すわけにはいかなくなった。
「被害者は多い方がいいですわ。一人あたり食べる量が減りますもの。」
「のわぁぁぁぁ!?ななな撫子さん!?いつから後ろに・・・」
「そうときまれば皆さんを呼ばなくてはなりませんよね?」
「そうだよな・・・」
次の日(つまり今日)、千亜里と信玄と委員長がやってきた。胃腸薬を持って。
(詳しくは第十一話「柊実亜の訪問」をよんでください)
「やけましたよ〜〜〜♪」
桃亜がクッキーが山ほど入った皿を持ってきた。
っていうか量がやたら多い・・・
「み、見た目は普通ね・・・!」
「っていうかむしろおいしそうです、見た目は。」
「だ、誰が最初に食べますの・・・?」
「そこはほら・・・普通リーチだろ?」
「おッ、俺かい!?」
「なにをこそこそ喋ってるんですか?
早く食べましょうよ?」
も、桃亜が怖えぇ・・・
「せーので行くわよ、いい?せーの・・・」
パクッ
「あれ?」
ってゆーか、
「これ・・・おいしいぞ?」
「ホントです!意外です!」
「なかなかいけますわね・・・」
「なにこれー!?おいしいじゃないのー!」
「おいしいけど・・・」
どうしてだろう。
フライドチキンの味がするのは。
「あのぉ、桃亜さん?」
「なんですか、里一君?」
「何を入れたのかなぁ、これは。」
「え〜っと、ブラックペッパーとぉ、手羽先とぉ・・・」
うん、その時点でもうクッキーじゃないよね。
っていうか、手羽先をクッキーに入れんなコラ。
「えぇっっ、まずいですか!?」
「えっ!?」
「まずいんですね、まずいんですね?」
「いや、だれもそんなこと・・・」
「まずいならまずいって言ってくださいよ!」
うわぉ、泣き出した!?
「いや、だからほらさ、だれもまずいなんて言ってないだろ?(汗」
「みてぇ、里一ったら、女の子泣かせてるぅ」
「ホントです〜」
「うっわ、かわいそ〜、桃亜ちゃん」
「女の敵、ですわ」
泣きたいのはこっちだ―――――――!!
「ごめん、ごめんってば!みんなおいしいって食べてるだろ?」
「・・・里一君はおいしいと思うんですか?」
「・・・・・・・」
いや、ぶっちゃけクッキーとしてはどうかと・・・
なんてことは死んでも言えない。
「・・・おいしいと思ったから」
「ほんと!?ほんとですかぁ!?やったぁぁ♪」
ってか・・・・・
嘘泣き――――――――!?
「よし!じゃあもっともっと焼いちゃうぞ――――――↑↑!!えっとぉ、胡麻ドレッシングって、どこでしょうか?」
その瞬間、全員の顔が蒼白になったのは言うまでもない・・・
なんか・・・最近めっちゃ更新遅れてますよね・・・
すいません;
アニメにはまってしまってですね・・・
今日なんて一人でそのアニメの最終回みてボロ泣きしてましたからね。
ひとりで。
ボロ泣きですよ。
あやしいですよね。
すいません。
えーっと、ご意見、ご感想よろしければお願いします。