昼飯
話を聞き流していると
裕也「昼ごはん楽しみだな」
鈴鹿「うん楽しみ♪」
りょう「おいしいんだろうな」
真琴「すっごいおいしいよ」
俺「そうでもないと思うぞ?」
真琴「今日拓哉部活?」
俺「うん部活だよ」
りょう「ほぼ毎日じゃんかw」
鈴鹿「大変だね」
裕也「お前でも練習するんだな」
俺「もっとうまくなりたいからな」
鈴鹿「すごいなぁ見習いなよりょう!」
りょう「頑張らせていただいてますけどね」
俺「真琴はどうするの?」
真琴「どうしよっかなぁって感じ」
鈴鹿「じゃあじゃあ遊びにいかない?」
裕也「賛成!」
りょう「異議無し!」
俺「また俺は置いてきぼりかw」
鈴鹿「じゃあ梅と夏も誘うねw」
りょう「楽しみだなぁw」
真琴「じゃあ葉月も誘おうw」
裕也「賛成!w」
鈴鹿「いきなりデカイ声出すなよー」
俺「だってなぁ?」
裕也「うっせ」
りょう「どこ行こうか?」
真琴「こないだできたデパート行って見たいんだけど」
裕也「あそこならでかいから結構あそべるんじゃない?」
鈴鹿「私もあそこ行きたかったんだよねw」
りょう「じゃあ決定な」
俺「あのー俺は?」
裕也「部活休め」
鈴鹿「そうだよ休んじゃえば?」
俺「でもなぁ」
りょう「久しぶりの幼馴染なんだろ」
真琴「そうだよwたまにはいいじゃん」
俺「たまには・・・か まぁそうだよな」
裕也「じゃあ決まりw」
そうやって話がどんどん膨れていく
真琴「ってことで今日は部活休むんだよ!」
俺「はいはいわかってますよ」
キーンコーンカーンコーン
授業の終わりを告げるチャイムだ
メールが来る
葉月「今どこ?ちょっと手伝って」
俺「屋上そっちこそどこ?」
真琴「葉月?」
俺「そうだよ」
なぜか裕也がそわそわし始める いや理由はわかるが・・そんなになるものか?
葉月「来賓用の玄関」
俺「じゃあちょっと行って来るわ」
そういって俺は屋上を後にした
来賓の玄関に向かう前に職員室に向かう
トントン
俺「失礼します」
担任「どうした?」
俺「顧問にちょっと話があって」
顧問「どうした?」
俺「今日ちょっと部活休みたいんですけど」
担任「デートかw真琴とw」
先生たち「ははは 仲がいいみたいだしなぁ」
顧問「それはしょうがないな 休んでいいぞw」
俺「違いますよwじゃあ失礼します」
急ぎ足で職員室から出て来賓用玄関に向かう
俺「ごめん遅くなった」
葉月「ううん大丈夫だよ」
俺「これって弁当か?」
そこにはお重箱が4つほど置いてあった
葉月「お母さんはりきっちゃっててw」
俺「まぁ平気なのかな?」
俺は持ち上げて
俺「結構重いな」
葉月「もつよ?」
俺「いやいいよ」
俺たちは屋上に向かった
ガラッ
のり「なんでさっき誘ってくれないんだよー」
俺「悪い悪いw」
夏「授業サボっちゃいけないんだぞー」
梅「悪い人たちです」
鈴鹿「たまにはいいんじゃないの?w」
りょう「これがたまにじゃないんですよー」
裕也「そんなことないってwなぁりょう?」
りょう「そうだよwたまにたまにw」
そんな話をしながら弁当の包みを取る
夏「おいしそー」
梅「はい」
裕也「うまそー」
のり「いただきます」
鈴鹿「私もw」
葉月「いっぱいあるのでいっぱい食べてくださいね」
夏「自分のお弁当あるのが悔やまれる」
その言葉を聴いた瞬間 ひらめいた!
俺「じゃあそのお弁当俺が食べるよ 違うもの食べたいし」
夏「いいの?私が作ったから美味しくないかもよ」
いや逆にそれが食べたい 美味しくないはずが無い
俺「うんいいよ」
真琴「梅ちゃんもこっちのお弁当食べるならお弁当頂戴w」
梅「いいんですか?」
真琴「いいよw皆食べたいらしいし 私は昔から食べてるからw」
のり「このから揚げ絶品だよ~」
りょう「このエビチリも」
鈴鹿「ハズレの無いお弁当ってすごいね」
夏「全部美味しい~」
俺「このお弁当も美味しいけどな」
真琴「このお弁当もw和食凝ってるね」
梅「家が和食のお店だから」
俺「すごいな」
裕也「駅のでかい和食屋だよ?」
俺「え?あそこ?」
葉月「昔真琴ちゃん家といったよね」
俺「ああ行ったな」
真琴「懐かしいw」
梅「うちのお店に来てくれてたんですか」
にこっと梅が笑う
りょう「そういえば今日遊びに行くから皆」
夏「どこに?」
裕也「新しく出来たデパートだよ」
梅「行きたかった所です」
のり「あっ悪い今日用事あるんだ」
りょう「まじでw」
裕也「まじかぁ 家の用事?」
のり「そそw」
鈴鹿「まぁのりがいてもいなくても変わんないし」
のり「ひっでw」
真琴「用事ってなに?」
のり「うーんパーティーかな?」
りょう「こいつんち 車のあの会社なんだぜwこんなんがww」
のり「こんなんとはなんだw」
夏「すごいよねー」
そんな話をして 夏が作った弁当を食べ終わった
俺「ご馳走様です」
夏「おそまつさまーおいしかった?」
俺「美味しかったよ」
葉月「お兄ちゃんご飯付いてる」
葉月はそのご飯を取り食べた
俺「ああ悪い」
皆のほうを見るとあ然としてる
のり「すっごく恥ずかしくなったんだけど」
りょう「カップルみたいだったぞ」
鈴鹿「うんうん」
真琴「はぁw」
俺「え?なにが?」
葉月は恥ずかしくなったのか下を向いている
裕也に関しては思考が停止しているようだ
俺「普通のことじゃないの?」
一同「普通じゃないよ!」
夏「仲いいねーw」
裕也「まぁいいじゃん兄妹なんだし」
裕也はなかったことにしたいらしい
また皆でご飯を食べだす
20分後
のり「ごちそうさまー」
りょう「もうおなかいっぱい」
梅「おいしかった」
夏「やっぱりお料理教えてもらいにいこう」
鈴鹿「私も教えてもらおうかな?」
真琴「梅ちゃんごちそうさまでした^^」
俺はかたづけはじめた
葉月「お兄ちゃんやるよ」
俺「ああ大丈夫だよ」
裕也「これってこうでいいの?」
俺「ああOKだ」
のり「今日は残念だなぁ」
鈴鹿「大丈夫私たちで楽しむから」
のり「それが残念なんだよw」
真琴「また時間があるときでいいじゃんw」
俺「そうそう時間はいくらでもあるし」
夏「あと10分しか休み無いよー」
りょう「もう戻るか」
のり「そうだな」
裕也「じゃあもどりますか」
ぞろぞろと出て行くみんな 俺も出ようと思ったのだが
真琴「拓哉ちょっと!」
俺「ん?」
真琴「どっかいかない?」
俺「どっかって?」
真琴「ゲーセンとかw」
俺「学校サボって?」
真琴「うん♪」
俺「わかったよ真琴も色々疲れるだろうし」
俺「葉月弁当箱持って帰ってやるよ」
葉月「いいの?」
俺「いいよ」
俺「俺と真琴のバック持ってきてくんない?」
裕也「えーめんどいじゃ」
裕也が言い切る前に
俺「今日遊ぶ時の連絡裕也からしてもらって葉月」
葉月「えーアドレスもしらないよ?」
俺「今交換して」
葉月「そうだねじゃあ教えてください」
裕也「いいよ!交換したらバック持って来るね拓哉!」
なんていうか 今年一番の返事だな
そういって俺らは玄関に向かった