人間とは何か?【解答例つき】
少し簡単な問題を思い付いたので記す。
人は何故、人なのだろうか?
どこへ行き、どこへ向かうのか?
誰しも一度は思うのではないかと思う。
これに対しての私の答えはーー
人も生命であり、生きる為に抗い、未来を描き、やがて、老いて未来を夢見る。
ーーと言うものである。
人も生物である以上、死とはいずれ、向き合わねばならない。
それまで全力で自分の生き方を突き進めば良い。
選択肢もあるが、家庭事情や国も異なるが、だからこそ、人の答えは異なっていく。
時には調和も必要だろうし、力に訴える事もあるだろう。
しかし、それが人間である。
規則や規律で幾ら縛ろうが、人間とはそういう存在だ。
知識を持ち、考える事をする事で進化してきた生命だ。
人間の在り方は依存にある。欲望にある。変革にある。
人は考えられる生命で自らが望む結果の為に進む生命体である。
死に希望を見出だすのは人間であるから、死を恐れるのは生命であるからと考えるべきであろう。
人間として生きていれるのはこの時のこの瞬間しかない。
ならば、生きている間に何をするか考えた方が遥かに有意義であろう。
どんな形であれ、生命の生と死は不変である。
はじまりがあれば、いずれ、終わりが来る。
遅いか早いかの問題に過ぎない。
抗いて生を実感するか、全てに絶望して幕を閉じるかは自由である。
生きる以上は全てにおいて生きている生物が先に進める。
生きるとは戦いである。
戦争の話ではない。自分であり、権利であり、自身を証明する為に戦うのだ。
それは勉強やゲーム、仕事と形を変えただけで競争相手がいる以上、続く。
仮に全ての過程で超人的な人間が将来、存在したとしても、自分という記録と戦うだろう。
他の生物のように生きる為ではなく、自身を証明する為に抗い、戦う。
ーー以上が私の考える人間とは何かである。
どこへ向かうかは各々が決め、いずれ訪れる死の瞬間まで自身を証明する為に戦う。
戦うのが嫌になれば、いつでも逃げれる。
いつ来るか解らない死に怯えて震えているよりも生を実感し、先に進み続ける事が望ましい。
死を美化するのは構わないが、人間として生を受けた人生はこの時のこの瞬間しかない。
生き方はいつでも変えられる。変えられないのは人間が自分達で作り上げた現実と社会の目である。
能力による競争をしようが、最終的な競争相手は自分。
これら全てをひっくるめて人間と云う生命体は今を生きているのだ。
これはあくまでも一個人の意見であり、人によっては見方も異なるだろう。
なので、あくまでも参考程度にして欲しい。
人間とは何か?の答えは異なって良いのだ。
だから、自分の人間とは何か?を導き出して欲しい。




