<しなず>のルゥクとケイラン、あとヒヨコ
今回は初めて<しなず>を描きましたよ。
この子らもやっと出せた感じ。
では、どうぞ~(*ノ´∀`*)ノ
※ネタバレ範囲
連載作品『不死<しなず>の黙示録』
ルゥク、ケイラン
連載作品『サウセン』
二章 ヒヨコ
備考:しなずは三話くらいまで読んでもらえると解りやすい。
ヒヨコは二章にちょっと出てくる。ネタバレ要素は薄い。
こんにちは。
時々、夜中に家族の目を盗んでお絵描きしている、きしかわせひろです。
自宅だと居間のテーブルでお絵描きしているので、画材を広げっぱなしにできず、鉛筆、消しゴム、色鉛筆 (水色)、ペン三本、それとコピー用紙を短時間で出し入れして、ちょこちょこ描いています。
そのため、自分の描く絵は白黒ばっかり。
先日、ちょっとだけカラーを描いたので、久し振りにカラーペンを引っ張り出しました。
いつか、ここでもカラーを描くことがあるかもしれません。その時は生暖かく見守ってくださいませ。
さて、今回は現在連載している『不死<しなず>の黙示録』の、主人公二人です。
じゃあ、最初はこいつです。
はい、ドン。
【楼 流句】こと、ルゥクです。
こいつの特徴は『美形』『女顔』『優男』『中性的』に、なるのですが…………。
なんか自分が描くと、普通にお兄ちゃんだな。見ようによっては女顔に見えなくもない……か?
いや、お兄ちゃんだな…………普通に。
美形の概念って、描く人間の技術と見る側の好みにもよりますよね。
はい、じゃあ気を取り直して次。
この作品のヒロイン。
【李 佳蘭】こと、ケイランです。
この子は…………何か、少年っぽい。
絵にすると勝ち気な感じになった。
確かに、黒髪が多い世間でこれは頭隠さないと目立つなぁ、という感じで、ケイランはちょっと派手に描いたつもりです。
これでルゥクと並んで歩いています。
目立つね。髪だけじゃなく服も。
しなずの世界観を一言で言うと『九割が東洋』です。
和風と中華風を足した感じなので、アジアンファンタジーと言ってしまっても良いのですが、文字で書いていないだけで、ちょくちょく洋風の小物があります。
例えば、着物着てるのにベルトしてる……とか。
文章だと帯革になっているかと思います。
ルゥクの持つ札も、板状のもの……トランプのようなカードですね。
絵で描くと一目で分かりますが、文章だと想像におまかせすることが多くなります。
まぁ、それも小説の醍醐味ってことで。
あと、こちらは身長比較にお使いにもなれます。
オマケです。
少し前に書きましたが、
ルーシャ:185㎝
リィケ:140㎝
を、基準にすると、
ルゥク:170㎝前後
ケイラン:140~145㎝の間
と、なるわけです。
ルゥクとケイランは東洋人基準です。それでもケイランは小柄になってしまいますが。
ルゥクもあとちょっと背が高かったら、女には間違えられないだろうなぁ。
この身長は女性にも見えるし、男性でもいいくらいにしました。
そして、さらにオマケ。
ちょっとこれは、出てきた時に反響があったので、絵にしてみました。
ちょっと簡単に描きすぎたかな?
これは、サウセン二章の『影差す町角』に出てきた“ヒヨコ型精霊”です。
あくまで、ヒヨコ型であってヒヨコではない。
もうちょい愛くるしいものを想像していた皆様、精霊や悪魔なんてのは『キモカワイイ』がほとんどです。
こいつら下書き、いらんくらい簡単に描けた。
たぶん、カラーにしたら黄色だと思われるけど、他にもピンクとか緑とかのバリエーションがほしい。
大昔の縁日のヒヨコみたいに。
と、いうことで、本日はここまで!
雰囲気だけは伝わっていただけたでしょうか?
東洋ファンタジーって文章表現難しい!
ではまた、次回!
ちょっと裏話。
<しなず>もサウセン同様、昔マンガで描こうとしていました。
ちょっと設定が今とは違うもので、読み切り用と続きもので色々考えていたものです。
しかし、設定段階で話が止まっていたり、一話ごとヒロイン違ったり、ルゥクの服装が違ったりで、ハッキリとした資料が残っていませんでした。恋愛要素も皆無だったし。
ケイランは当時の資料見ると、もっと背が高く年上で、部隊の隊長をやっている設定。
あの時はヒロインでもなく、脇役の登場だったのです。
小説に起こす時も、ここまで彼女を目立たせるつもりなかったのですが、気付いたらセリフや立ち回りもルゥクと並ぶくらいの、メインヒロインになっておりました。
過去のヒロインを押し退けて、よくここまできたと思います。
キャラの存在は作者が考えるよりも、強く成長していることもあると思いました。