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クロニクル戦記  作者: シナ
魔法大戦編
12/21

小さな王

スバルたちが新たな敵と遭遇した時、また北と南でも同様のことが起こっていた。

北地区 アスベルデ

「あなた達は何者ですか。」

シルヴィアが言うと、二人は一斉に振り返った。そこには2つの影があった。

「名乗る程の者ではない。だが、いずれ君たちも僕らを崇めずにはいられなくなるだろう。」

そう言うと、笑い始めた。一瞬スキがあるように見えたが、罠であった。それにいち早く気づいたシルヴィアは、ディルガ、ディルアとともに、南に向かって走った。少し早かったが、目標は達成していたから、いつでも出発はできるようになっていた。そこに、援軍が到着した。

「早く乗ってください!!ドーン帝国の遊撃部隊レグルスです。奴らは非常に危険です。作戦として、一時撤退を要求します。現状では、とても勝てる相手ではありません。」

シルヴィアは、兵士の言葉を聞くと、

「だったら、あなた達だけでも先に行ってください。ここは僕達で食い止めます。」

兵士は頷くと、旋回して中央の都市、カローリに向かっていった。

「貴様ら3人で俺たち2人を倒せると?」

「そうです。ここであなた達には死んでもらいます。」

シルヴィアが言い終わるのと同時に、両者が駆け出していった。


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