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閑話休題 大好きな短編・マンガ編!!

漫画はお好きですか?

短編漫画はお好きですか??

わたしは! わたしはっっっ!!!


 一回休みです。


 大河小説や長編漫画を読みとおす気力の足りない私です。

『赤毛のアン』は四巻くらいで挫折、『ベルサイユのばら』も実は読み通したことがないという……。両作、時代を感じるセレクションですな(汗)。


 そんなわけで、手元にある小説や漫画は短編中心です。

 短編といっても、一篇一篇が独立した物語のと、いわゆる短編連作と二色ありますね。

 私はどちらも好きです。でも、惹かれるのは短編連作でしょうか。短いお話で構成される壮大な世界。ほわぁ、憧れるぅぅぅ。

 壮大な世界、とまでいかなくても、短編連作内でゆるーく世界がつながっているものも魅力的。気づいたときに二度おいしい、という構成。


 さて、個人的に偏愛する漫画短編のご紹介です(ひとりでごり押し)。


『珈琲時間』『ゴーグル』 豊田徹也 

 もう、豊田さん大好きで大好きで、『ゴーグル』の二次まで書く始末(需要がニッチ過ぎていまだに評価ゼロ)。『ゴーグル』は短編というより中篇集。

『珈琲時間』は、コーヒーをモチーフに語られる、SFだったり現代ものだったり、シリアス・ユニーク、なんでも揃ってます。すごい、お得。そして日伊ハーフの映画監督が全体を通して数回登場して、いい味を出しています。


『いたいけな瞳』 吉野朔実

 すでに古典なのかも知れないですね。これを毎月連載していたのかと思うと、眩暈を感じます。

 これもまた、静謐な作品やユーモアが感じられる作品、さまざまな物語が楽しめます。少女漫画らしく、人物の心理描写がとても細やかです。そして、絵がステキ、ほんとキレイ。

 この作品群にインスパイアされた自作は数知れず……ナイショですが。


 坂田靖子先生の短編集

 潮書房から出版された一群は、私の宝物です。どうしてこれだけバラエティー豊かな作品群を描くことが出来るのか。もう圧巻です!! 

 数度の引っ越しや、結婚して実家を出たり、家を建てたりしましたが、坂田先生の漫画だけは一冊も手放さずにあります。それほど、好きなのです。


 大島弓子先生・萩尾望都先生の短編集

 よい作品というのは、手に取らなくても頭の中で何度も何度も再生させるものなのでは、と。

 大島先生の『ダリアの帯』や『乱切り人参』、萩尾先生の『柳の木』。

 大島先生は軽やかに深いことを、萩尾先生のしっとりした語り口と。どちらも極上です。


 うおー、漫画のことはあつく語ってしまうぅぅぅ。ええ、大好きなんですヨ、漫画!!


『高校球児ザワさん』 三島衛里子

 野球をほぼしていない、野球漫画。強豪校にただひとり所属する女子部員・都澤さんのお話。ほんと、短い・短い。でもそれが積み重なったさいごに見る、にやりとさせられる構成。実は、これはある一人の少年の物語でもあるんですね。してやられた!!


『神戸在住』 木村紺

 阪神大震災後に東京から神戸に引っ越してきた、美大の女子大生・桂の物語。緻密な描きこみ(ほんと、絵の上手い人だと思います)、軽すぎない・でも重すぎない、阪神大震災のこと、在日二世のこと。……でも、考えさせられる。これは西の地が舞台だからこその漫画だと思います。東では生まれなかったものでしょう。


 まだまだ語りたいことは多いけれど、今回はこれまで。

 小説編は、またの閑話休題で☆




まだ語り足りない。

『ナルニア』『ゲド』『守り人』の各シリーズはぜんぶ読みましたよ??

児童文学ばったりだな(笑)

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