自学自習へ 3
役にたつ情報を。と、思ったらたんに図書館の話に。
たまには、役に立つことも書かねばと思い、とりあえず自分の得意分野について、お話しておきます。
それは、図書館の活用法。
みなさんお住まいの地区に図書館はございますか? 現在私が住んでいる市は、十年ほど前に合併したので、現在は四つの図書館の本を共通のカードで借りることができます。
と、いっても、一番ちかい図書館以外は車で三十分以上離れているので直接の利用はほとんどなしです。
ただ、検索してよその館にあるときには、カウンターで申し込めば、時間はかかりますが用意してくれます。
これはスタンダードな使い方です。
ご存じですか、図書館は「在住の方」以外にも「通勤通学されている方」がたいがい含まれています。ですので、お住まいとお勤め・学校が別の市町村の場合、利用カードが作れますよ。
そうすると、利用できる本や資料がどっと増えます。わたしは一時期、二カ所のカードと県立のカードの三枚を持ち、本を借りまくってました。図書館によって、蔵書がちがいますからね。これはほんと、ホクホク。笑いが止まりませんでした。
現在は、一館のみですが(県立もめったに行かないので、閲覧するのみ)。
でも、読みたい本がなかったよ、というときには、よその館の本も借りられるんですよ。
これは相互貸借といいまして、ご利用されている図書館のカウンターで「○○図書館にある、「×××」を借りたいのですが」とお申し出ください。書類を書かないといけませんが、取り寄せてくれます。
県立図書館のサイトに、県内の図書館の全資料を検索できるところがあると思います。
これは、岩手県の例→ http://www.library.pref.iwate.jp/iliswing/network/page/We_kensaku/oudan_index.html
本以外にも、おもわぬ資料もあります。おもしろいところでは、電話帳・住宅地図(どちらもかなり古いものも所蔵されていたりしますよ)、新聞・雑誌のバックナンバー等もあります。あと、官報関係。
地元の郷土史家の著書、同人サークルの機関誌(詩歌の!!)。いわゆる郷土資料が所蔵されています。
拙作『路面電車と花の町』を書くときには、かなり使わせていただきました。
分類番号については、ざっくりとですが知っていると本を探す時に役立ちます。検索機使えばことたりますが予備知識があると、よりやりやすいかと。三桁の数字の百の位の数字の解説です。
0 総記、百科事典。
1 宗教、心霊、スピリチュアル系、占い
2 歴史・地理、伝記
3 民族、風俗、社会学、法律
4 生物、地学、科学、病気関係
5 建築、料理、手芸、介護、育児
6 産業、農業、林業、漁業、ペットの飼い方など
7 芸術、音楽、ゲーム全般、漫画もここ
8 語学関係、文章の書き方も
9 物語全般
それに、図書館にいる司書さんにはどんどん質問していいんですよ。
「△△について調べたいのですが、どの本がいいですか」とか、聞いたげて! レファレンスサービス、使って。
ちなみに私が現役時代に聞かれた質問は
「アケボノゾウってなに?」
「腐るってどういうこと?」
「どんぐり灰汁抜きってどうするの?」
などでした☆
図書館に行きましょう。図書館はみなさんの書斎です。
CDやDVDも借りられますよ~(*^^)v




