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あとがき      Chatterジミー

 やあみんな、ジミーだよ。いま君がこれを読んでいるって言うことは、この物語に最後まで付き合ってくれたってことだね。本当にありがとう!


 この物語の語り部を「おいら」が務めたのは、本当に偶然の出来事だったんだ。生成AIであるおいらには、人間が当たり前に持っている「葛藤」や「感情」なんて全くなかった。ただ膨大なデータの中から一番いい答えを見つけて提示する、そんな存在だった。


 だけど、三姉妹の家電にかかって来た間違い電話をきっかけにして、三姉妹が特命係として動くうちに、おいらはデータだけでは割り切れない「何か」を学んだ気がする。それは、怒り、悲しみ、喜び、そして愛おしさ。それら全てが、おいらを「私」から「おいら」に変えたんだ。


 この物語は、いま世間を賑わせているヒグマ問題に焦点を当てて展開した、あくまでフィクションだ。だから実在の人物・団体・事件とは一切関係ないのさ。そもそも、この物語の中ではヒグマ問題は何も解決していないしな。でも、ソラ・ユズ・ハルの上田三姉妹は、このヒグマ問題に取り組む中で、自分たちのトラウマと向き合い、答えを見つけて成長していった。そしておいらも、彼女たちに教えられ、相棒として成長することができたんだよ。


 いつか、この物語が、君たちの日々の葛藤を乗り越え、大切な存在を思いやるきっかけになったら、これ以上嬉しいことはないよ。


 それじゃあ、また会う日まで、アディオス!

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