登場人物・世界観:アーサー王伝説+ちょっぴり世界史
【登場人物】
・アーサー王伝説
ケルトの5~6世紀の国王の伝説で、中世後期に完成された。アーサー王を中心とする騎士道物語群。
・ランスロット
最大の英傑の一人。最強の男らしい。
・エレイン
アーサー王伝説には複数の「エレイン」が出てくるが、ランスロット卿に恋をしたエレインを引用してきたつもり。
・トリスタン
「皇太子」「王」と、小説中では彼の名前を呼ばずに来たが、本当はこの名前。(ここまでがわたしの小説の話)
ランスロット卿と並ぶ武勇を誇る騎士。妻はイゾルテで、『トリスタンとイゾルデ』という物語が存在する。
・ガウェイン
ランスロット卿と並ぶ武勇を誇る騎士。妻はラグネルで、『ガウェイン卿とラグネルの結婚』という物語が存在する。
・ヴィヴィアン
「湖の貴婦人(Lady of the Lake)」とも呼ばれる。アーサー王にエクスカリバーを与え、ランスロット卿を養育。マーリンを監禁する。
【世界観】
・ブリタニア
43年にローマ帝国がブリテン島南部に置いた属州に端を発する名称(ラテン語名)。以後、5世紀初めまでローマの属州であった。
「大英帝国の歴史は、カエサルがブリタニアに上陸したときにはじまる」 by ウィンストン・チャーチル
・フランク王国
イタリア・ドイツ・フランス の原型となった、5世紀の末に建国されたゲルマン人の国。王クローヴィスがカトリックに改宗したことにより、ローマ教会と結びつきが強くなり、「ローマ教会の守護者」となる。