表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この空と、きっと。  作者: 佐野はる
2/22

2話

そんなことを考えながら、通い慣れた並木道を歩く。

今日も地獄のような日々が始まると思うと、溜息を吐かずにはいられなかった。


私の性格が明るければ、こんな悩みなど取り立てて言うほどのことでもないのだろうけれど、それは私の性格上不可能にすぎない。


それが嫌でこの性格を変えようと、何度努力してきたことか。

しかし、生まれ持ったものを変えることと同じように、作り上げてきた性格をゼロから形成することはほぼ不可能で、無駄なトライに過ぎなかった。

『無駄な時間を過ごしてしまったという思い』と『分かり切ったことではあったはずなのだが』という後悔が頭の中を駆け巡った。



その癖は当分変えられそうにはなさそうだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ