悪役と状況説明
おことです!
3話目です!読んでくださってる方ありがとうございます!
今回も、暇つぶし程度に軽い気持ちで読んで見て下さい(*´∀`*)
「まず、ここはどこかって言うと!ここは…えっと…あー…いっ、異世界ね!うん!」
偉そうに話し始めたと思ったら、その女性は急に口ごもり、焦る。そしてまた話し始めた。感情の起伏が激しい人のようだ。
「はぁ…?」
「あっ、えええっと、とにかく、ここは貴方が元々いた場所とは違うのよ!わかる!?そういうことだから!で、今貴方はこの世界に適応するよう身体がつくりかえられていて___」
要約すると、こういうことらしい。
ここは異世界であって、特に名前はないらしい。そして神が存在する。
神も名前が不明で、神様とだけ呼ばれている。
そしてその神が気まぐれに現れては、人々が騒ぐような予言をしたり、人の生活にまぎれていたり…割と有り難みの感じられない神らしい。
そして、悪役について。
悪役の反対はヒーローであり、この世界の人種はこの2つだという。この2つの人種は敵対しており、100年は戦ってきたらしい。
で、人間(死体だったもの)は悪役らしい。
ちなみに悪役は数百人、ヒーローは数千人いるらしい。…桁が違うのでは??圧倒的に不利な状況なのだが。
「説明終わり!分かったー?」
「…ぇ…なんとなく、です(どうせならヒーローが良かったとか言えない)ありがとうございます」
「いいえー!」
少し思うところはあるものの、これでなんとか状況がわかってきたのは確かだ。感謝を述べておく。
「大丈夫。みんななんとなくしかわかんないし…
フウの説明でわかったなら上出来だと思うよ。説明下手だしね」
突然18歳くらい(高校生か大学生くらいだろうか?)の男の子が話しかけてきた。少し小馬鹿にしたような言い方で、口角が上がっている。
「なっ…ひどっ!イロ童顔で背も低い癖に…!!子供の癖に…!!」
「それは関係ないだろ…!?それにちゃんと成人してるから…!何度も言ったよな…??」
どうやらもう成人していたらしい。心の中で謝罪。申し訳ない。喧嘩をしているとますます幼く見えてしまう。
女性の方は《フウ》さんで、男子…男性の方は《イロ》さんというらしい。
そういえば最初私を持っていた(抱いていた?)男性は誰だろうか。思わず大声を出したのを思いだし、羞恥からか僅かに顔に熱が集まる。
もしかしたら連れてきてもらったとか、助けて頂いたあとなのだったら失礼だったのでは…と、心配になり、おそるおそる男性を見てみる。
…目が合ってしまったが、人懐っこそうな、嘘っぽいような笑みを返された。
困り顔で目を離すも、視線が刺さる。
ここには自分以外に6人の人がいる。全員が全員こちらを向いているのだ。
説明を聞いているあいだは気になっていなかったが、1回気付くと気になってしまう。
「もういいよ。諦めた。分かったよ。十分だから。…僕は若く、フウは年取って見えるんだろ?」
「なっ…!!違うっ!ぜんっぜん分かってないじゃない!」
「はぁ…何が違うんだよ?」
「あーもう2人ともいい加減やめて!いつまで言い合ってるのさ!
困ってるでしょ!ほらまずは自己紹介!イロ君から!」
どうやら目が合った時勘違いしたらしい。それでも名前が知りたいと思ったところだ。丁度いいだろう。
最初はイロさんらしい。
「ぇー…あー…俺は…」
ありがとうございます!
読んでくださってる方がいるだけで本当に感謝です!
これからもよろしくお願いします(*´∀`*)




