「元」国防長官たち。
あれこれ、海上自衛隊が出航してから既に4日が過ぎようとしていた、南極大陸に立ち往生している、地球連邦軍の「元」国防長官たちは何も出来ずにいた。
通信がきた時に他の国防長官とユキ司令官は承諾する、1人の「元」国防長官を除いては……。
「元」宇宙大型艦ニッポン艦内にて……1人の国防長官が怒り心頭であった、その国防長官はアメリカ国防長官であった。
作戦会議は每日、集まっては愚痴を聞く、他の国防長官とユキ司令官であった。
もはや作戦会議とは言えないのかも知れない。
ここからは「元」国防長官たちの醜い言い争いが続くのである。
「冗談ではないわ!武器解除だと!!」
「落ち着くのだ、「元」アメリカ国防長官」
「ん?なんだ?その「元」とは!!」
「もはや、我々は地球連邦軍ではないのだ」
「うるさいわ!いつも冷静なドイツ国防長官」
「私はもう国防長官ではない「元」だ」
「認めんぞ!我々は地球を守る為にだな!」
「元々、お主が悪い、言葉は争いの種とは、こう言う事だ」
「命が助かるのだから、それで良しとしょう」
「ユキ司令官ど……失礼「元」だったな」
「クスッ、気にしないでください、何でしょうか?」
「少しの間、自由行動にしょう、疲れるだろ」
「感謝します!ちょうどコーヒータイムしたいので」
こうして各自、一度、解散するのであった、ユキは本部室から退室してコーヒーを飲みに食堂へと向かう。
すると例の4人組がユキを待っていたのである、クロエ、ソフィー、メアリー、イザベラである。
クロエ「お疲れさん〜ユキ」
ソフィー「大変よね〜ユキさんも〜」
メアリー「ユキさ〜ん!すりすり」
イザベラ「ったく、早く、来ないのかね」
ユキ「みんな、食堂に行こうよ、飲み物!」
5人は肩を並べて食堂へと向かう、ちなみに4人は気楽であった、何せ「政府」だの「軍隊」だの関係ない事だからだ。
4人は一般人からきた募集乗組員ゆえの事だ、しかしユキの事を何よりも心配している4人である。
5人は食堂へと到着して、飲み物を決めて、テーブルに向かい椅子に座る。
ここらは女子トークの始まりである。
「ユキ?もう司令官ではないの?」
「うん、日本に到着したら「一般人」かな」
「ユキさん!ユキさん!一緒に買い物ですよ!」
「皆で〜買い物をしましょうね〜」
「あたいは新作の映画を観たいぜ!」
「うん!皆で買い物して映画館に行こうね」
5人は楽しそうに会話を進めるのである、ユキは心の中で安心していた、それは4人を危険な事から遠ざける事が出来るからだ。
「私はね、本当は安心したんだ」
「えっ?どうしてなの?ユキ」
「あっ!分かりましたです!」
「メアリーちゃん〜凄いわねぇ〜」
「メアリーだからな!」
「衣装を買いに行くんですよね!えへへ」
「い、い、衣装ですか!!」
「あっ!衣装てコスプレだよね!」
「まぁ〜楽しそうねぇ〜」
「面白うそうだな!メアリー似合うぜ!」
ユキは話しの内容がズレて困った表情になるが、これはこれで「楽しいからいいよね」と呟くのであった。
こうして女子トークは盛り上がるのであった。
そして刻々と救援隊が近づいていた。
次回へと続く。(EP59)




