イザベラとメアリー。(後編)
メアリーを追いかけて、イザベラは同じ電車へと乗車する、しかし、あれから結構な時間が過ぎていた。
イザベラは、もの凄く焦るのであった、ロンドンは広い、既に違う電車に乗車したら、手遅れになる。
本気で焦るイザベラであった。
とりあえずイザベラは冷静を保つ為に、ある事を思いだすのであった、それはメアリーの性格についての情報であった。
「メアリーは一人ぼっちの時に、その場でうずくまる」
「もしも、見失っても大丈夫だ、あの子は……」
電車はヒースロー空港行きへと到着した。
ヒースロー空港行きは、首都ロンドンの中心から西へ役25キロの距離であった、まったく関係ない事だが、日本からだと料金は平均5万以上、往復約130000円以上〜かかる事であろう。
イザベラはすかさず、電車から下りる。
メアリーを探すのである、必ず飛行機に乗るとは限らない、そもそもメアリーは乗り方も知らないだろうとイザベラは考えたのである。
イザベラは脳内で考える、あのメイドたちが、本当にメアリーを一人立ちさせるのか?と疑問に思うのであった。
メアリーの意思を尊重したのか……と考えていた、イザベラは懸命にメアリーを探すのであった。
「いない!本当に、情報は正しいのかい!」
イザベラは確実に焦りを感じていた、もしかしたら、メイドたちが心配になって向かいに来たのではないのか……。そう思うしかないのであった。
イザベラの目視が出来るぐらいの、遠くのベンチで、1人の女性が座ってる事に気づく。
「まさか……!あれは、間違いない!」
イザベラは、猛ダッシュで向かうのである、だが、途中で足を止める、また思いだした事があるからだ。
「イザベラ、メアリーは案外、心が打たれ弱い」
「初めて接近する時は、リラックスして優しく声をかけてくれ」
イザベラは、始めに髪を整える、そして「コホン」と軽く声をだす、そして「よお!ダチになろうぜ!」
違う、何かが、再度、練習する「よぉ?そこいいか?」
「だぁー!当たって砕けろ!だ!!」
イザベラはメアリーの所へと向かう、そしてイザベラにとって初めて声をかける瞬間でもあった。
「おぃ!そこに座ってもいいか!」
いきなりの事で驚くメアリー、イザベラの顔の表情を見て、半分涙目になるのであった。
「う……ヒック……ご、めんざぃ〜ヒック」
イザベラは慌てる、もの凄く慌てる、どうしてこうなった!と呟くのであった。
「わぁー!すまねぇ!いきなり怖らがして!」
「ぢがゔでずぅ〜どうしだら〜いいか……ヒック」
「あっ?えっ!?あ!そ、そう言う事か!」
イザベラはメアリーの横に座り、優しく頭を撫でるのであった。
「あたいが、居るから心配するな!ほらハンカチ」
「グスン……ありがどうですぅ〜」
メアリーはいきなり、1人で強気でいたが、いざとなると一気に「寂しさ」が襲いかかってきたのである。
それゆえに号泣していた、メアリーであった。
こうしてイザベラは出会えた事により「ホッ」するのであった。イザベラとメアリーの初対面であった。
「情報は正しいかった!」
「まぁ、でも会えてホッとしたなぁ」
次回へと続く。(EP44)




