1/2
男性女子と女子男性
私は良く夢を見る。
良い夢ならいいが悪い夢。
唯一の家族が家族に殺される夢。
『お兄ちゃん…!』
無惨にも殺された理由が私なのだから笑えない。
最後は涙を流しながらも兄は笑っていた。
それから数年が経ち表情がすっかり無くなってしまった。
「…暇人な奴らめ」
学校ではいじめられ机が汚れてる事なんて日常になってきた。
『無』で陰口を聞きながら片付ける。
喧嘩なんて売ってくる奴は居ない。
「そこまでして関わってくる奴なんて…」
それが毎日。卒業するまで。
そう思っていた。あいつに出会う前は




