コーヒー
無糖以外を買ってくる奴は全員敵だと思ってます。
コーヒーが飲めるようになったのはいつからだろう。
中学の頃までは苦くて黒い煎り豆の汁と揶揄していたそれを僕はいつしか愛飲するようになった。
味覚は舌にある味蕾によって認識されているというのはあまりにも有名だが、加齢とともに苦味を受容出来るようになっていくらしい。
原因として若い間の味蕾は年老いた味蕾に比べ何倍も刺激に対して反応するからだそうだ。
要は僕らの舌は加齢とともに馬鹿になっている。
なにが言いたいかといえば、それは舌だけにとどまっているのかといいたい。
僕らはいつしか喜びにも、幸せにも、苦しみにも、人の痛みにも、つまり人生そのものにも、鈍感になってはいないか。
ちなみに味覚は亜鉛の摂取や舌の運動等で健やかに保つ事ができるらしい。
願わくば人生においても健やかに保つ方法を見つけていきたいものだ。
お酒と煙草と時間さえあれば穏やかに生きられると思ってます。