学園に行こう!
「ここが国立学園、マーシャ学園だ」
え、城みたいなんですが…
「あの塔が学園、その横のが寮になる。」
よく言う東京ドーム2個分くらいあるんですけど…
「下から初等部、中等部、高等部になっている」
エスカレーター式か…
通りで大きいはずだ。
「迷子になるなよ」
一つ頷き、後ろをついて行く。
中庭が異常に広かった。
あそこで寝たら気持ちいいだろうな。
なんて思いながら歩く。
5階のSクラスが俺の教室のようだ。
「静かにしろー。
単位無くすぞー」
そう言いながら、担任は入っていく。
「今日は編入生がいる。
入ってこい」
うぃーす…
「よろしく」
「「「「「きゃー!」」」」」
何故か叫ばれた。
意味がわからん。
「席はどこですか?」
「窓側の1番後ろだ」
この先生の無駄のなさはいいな。
そのあと恒例の質問になった。
彼女いますか、やら付き合ってくださいやら…
疲れた。
まだ授業すら、始まってないのに…
「お疲れ様」
「え、あ、ありがとう」
「編入なんか早々ないから
みんな気になるみたいだな」
緑色の頭の人が声をかけてきた。
「俺はシェイン・ウィンディー
こっちはアラウ・ウォーター」
青い長い髪の女の子が頭を下げた。
「不慣れだがよろしく頼む」
俺も頭を下げた。
「堅苦しいのはこれぐらいにして、
早く行こうぜ!」
ウィンディーは何故か張り切っている。
「何があるんだ?」
ゾロゾロと移動しながら聞いてみる。
「今日は魔武器生成と使い魔召喚の日なんだ!
ほんといい時に来たな!」
魔武器…自分の魔力で作る武器で強度は術者に依存する。希に意思のある魔武器も生まれる…
使い魔…自分の力に見合った魔獣が現れて、戦闘不能にするか、話し合いで戦闘などを手伝ってもらう者。けして奴隷ではない。
こんなところか…
使い魔は奴隷ではないって当たり前じゃないのか?
馬鹿な貴族がいるってことか…