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異能研究・異能ランク表  作者: 奏 せいや
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異能ランク表

おそらく世界初の異能の分類とランク分けした一覧表です。


世界初の超人とされるスーパーマンが誕生してから約60年。これまで数々の超人、異能が登場しましたがその分類や、その特性を考察し明確な定義とランク分けをした表がなかったので作成してみました。


シェイクスピアは物語を36に分類しましたが、その分類には重複している部分もあり完全とは言えません。しかし彼が行った雛形は後の作家にとって大きな指標や参考になったはずです。この表もまだまだ完全ではないかもしれませんが、なにかしらの参考にしてみてください。

異能、特殊能力をランクごとにまとめたものです。ランクはFからAまであり、Aに限り特性上プラスとマイナスに分けられます。またEXクラスが二つありこちらは全能となります。


【ランクF】実用性なし。


役に立たない異能がこれに該当する。しゃっくりが止められる、割り箸がきれいに割れるなど。


【ランクE】実用性はあるが再現性が高い。


実用性はあるもののその異能を使わなくても同じ結果が比較的得やすいもの。たとえば時速20キロメートルで走れるという異能なら自転車でも代用がききます。指先から小さな火が出せるというのもライターで同じことができます。


【ランクD】肉体、精神、および一部の物体を対象にした異能。


肉体というのはそのままです。自分の肉体を強化する能力がこれに該当する。また相手の肉体へ干渉する能力もこれに当てはまり、弱体化、精神操作、記憶の抹消、魅了など。一部の物体というのはすべてのもので同じことができるのではなく、効果範囲が限定されているものです。たとえば漫画ブリーチの一護は斬魂刀をなにもない空間から取り出す、空間転移に当たることができますが、すべてのものを空間転移で手元にもってこれるわけではありません。もしすべてを空間転移できるのであればランクAとなります。ランクAの定義は後述。



【ランクC】物理の操作、またそれに沿った効果。


炎が出せる、電気を放出できるなど物理法則内で収まる効果がこれに該当する。物理を操作できるこの異能は汎用性が高く、たとえば電気が出せる異能ではそれだけで強力な攻撃的手段になるが、ハッキングから電力供給なども可能となる。この応用力が優れているため物理の操作は肉体強化よりもランクが上に設定されている。


【ランクB】物理法則の超越、また新たな法則の創造。


物理的に再現不可能な能力がこれに該当する。分かりやすいたとえが質量保存の法則の超越。また不老不死。死者の蘇生。見ただけで即死させるなどの物理では説明することができない能力。


【ランクA】次元の操作、また超越。

次元とはそれぞれ空間(三次元)、時間(四次元)、並行世界(五次元)、それらを内包した上位次元(六次元)、さらにそれを内包した上位次元(第七次元)(以下繰り返し)とする。それらを操作、または無視して行動する異能がこれに該当する。

空間転移、時間停止、並行世界旅行など。このランクの異能がランクAに設定されているのはその応用力、汎用性の高さから。もともと攻撃的手段としても有能ではあるが、日常生活から非常時まであらゆる状況で応用が利く。


またランクAに関してはこれをさらに+と-に二分する。その定義は次元回避ディメンション・エスケープが可能かどうか。次元回避とは文字通り次元を操作することでその場から退避できるかというものであり、これの有無で継続戦闘能力が大きく変わってくる。


たとえば視界内のものを別の空間に転移できるランクA異能があるとして、この異能では見たものを別空間に飛ばせるので相手の頭だけを飛ばし、即死させることができる。しかし自分自身を転移させることはできないので相手の攻撃を回避できず、場合によっては直撃し敗北してしまう。

しかし念じたものを空間転移できるランクA+異能であるならば自身を、極端な例でいえば地球の裏側まで転移させることで相手の攻撃を回避できます。そのため引き分けに持ち込み、次の戦闘に参加できます。この生存率の高さがそうでない場合と大きな隔たりがあるため+と-に分けます。


【EXクラス】全能。

EXクラスは二つあり、全能である。また全能は世界規模、宇宙規模で能力を公使できなければならず、空間が限定されている場合、ランクAとなる。


【ランクABCエーベック】世界改変。世界を自由に書き換えられることができる能力。自分を無敵にすることも、相手の存在を消す、歴史の改ざんなど念じただけで行える。課程が必要ないため行える範囲が広く自由度が高い。代わりにその変化を保証するものがないため後述するクラスと比較した場合、下位に見られる場合がある。


【ランクXYZエクシーズ】因果律の操作。因果律を自在に操作することで世界を動かすことができる。結果を先に確定できるためランクABCと対決した場合優位に立てる。反面課程が必要になるこの全能では結果に至るまでの経緯を用意しなければならず、そのため自由度は比較的高くない。

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