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赤ちゃん
お姉ちゃん。
それはゆかちゃんにとっての憧れです。自分より小さな手に柔らかいほっぺ。
初めて赤ちゃんを見たのは、叔母である「おねえちゃん」の赤ちゃんでした。
「可愛がってね」
そう言われたゆかちゃんは恐る恐る赤ちゃんを撫でたのです。
そして、今日。
ゆかちゃんは憧れだったお姉ちゃんになります。
お母さんが真っ白なものを抱いて家に帰ってきました。
そして、ゆかちゃんにそれを差し出します。
それはゆかちゃんをお姉ちゃんにしてくれるものです。
「はじめまして、私のおとうと君!」
おわり




