-空と人とエネミー-
ノロノロですが頑張って更新していきたいと思います!←
遥か上空には常識を上回る世界が広がってた。
広大に広がる青き空には無限の謎を秘めた「浮遊大陸」があり、そこには太古の昔より住み着いた生き物が進化したりそのままの形を維持しながら生きてでいる。
そう、果てしない自由に満ちた世界こそこの‘空’なのであった・・・。
しかし‘空’では果てしなく長い長い間ある戦いが繰り広げられていた。
それは世界が分かれた日からそうそう時がたた無い間に始まり、決着のつかないまま何千年にわたって続けられ今に至る。
その戦いとは「エネミー」と呼ばれし生き物と「人間」との戦いである。
彼らはこの戦いを「永久の風」と呼ぶ。
永遠に治まることの無い風、時には強く荒い風、時には弱く静かな風、これら意味が込められている。
人間もエネミーもお互いにこの空から消し去ろうとしか考えてなく、いつしか戦いの理由でさえ忘れてしまったのだった。
なぜ何千年にもわたってこの戦いが繰り広げられてきたのか、なぜこの戦いを止めようとしなかったのか、そしてその戦いのきっかけとなったのは何なのか・・・
しかしこれもまたこの世界を支えている秩序の一つなのかもしれない。
「風が止む時は世界が終わりし時」
と、いう言葉さえあるくらいだからだ。
また、「エネミー」というのはある生き物の事を指す。
それは‘異世界から召喚されたものたち’のことである。
この二つの世界の生き物は、もともといた生き物「ネイジャーラ」と、なんらかの事情で異世界から召喚されてきた生き物「マビューラ」にわけられる。
「ネイジャーラ」とは古代文字の意味で「先住民」、「マビューラ」は「異界民」という意味である。
‘空’では彼らを「エネミー」(古代文字の意味で悪魔)と呼び、人間つまり「ネイジャーラ」の敵として差別されてきた。
しかし初めからと言うわけではではない。
この戦いが始まって間もないころからそう呼ばれれるようになった。
だが、彼らが‘悪魔’だとは限らない。
もしかしたらその‘悪魔’とは人間のほうなのかもしれないのからである・・・。
よくわからないことが多いと思いますが、この先を読んでいけば次第にわかってくるはずです・・・