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Method34:予兆3

挿絵(By みてみん)

タイトルバックイラスト:西山りょう


その昔、かにがRPGツクール2000で制作したゲームの小説化!

ゲーム版のメッセージや内容を抽出したものを再構成し、西山さんが小説化を担当しました。

エンドレス・ロード関連作品。

https://ncode.syosetu.com/n7077gj/

 先導する円は、隠れ家であるマンションの405号室のドアを開けた。

うながされて由香が中へ入る。

「神崎、二階堂親子は?」

「昼間、このマンションの別の部屋に移ってもらった。事が終わるまではひそんでいてもらわないといけないしな」

「なるほど……」

 2人の会話を聞いていた由香がおずおずと口を開く。

「あ、あの……」

白衣姿の神崎が由香に向き直る。

「お前がひびき由香か。俺は神崎、こっちは円だ」

「これは一体どういう事? 私、わけがわからないよ~」

「解らないのも無理は無い。俺が説明する」

そう言って神崎は由香と円をリビングに連れて行き、ソファーに座らせた。


「お前を連れ去ろうとした連中はユニオンと言う組織の者だ。

ユニオンは3日後に行われる集会で何か大規模なことを行おうとしている。

理由は不明だがひびき、お前をユニオン内部の一部の人間が必要としていることだけは確かだ」

由香は首を傾げながら神崎と円を見る。

「あなた達は……何者なの?」

「俺もユニオンの一員だ。だが安心しろ。お前の敵ではない。

俺がユニオンに属すのは組織の……クリスの陰謀を阻止する為だ」

「私はユニオンにとらわれた妹を助けるためだ」

「え、でも……」

「心配するな。何かあれば俺達がお前を守る」

由香は困惑しながらも小さくうなづく。

「うん、わかったよ。2人ともいい人みたいだし、悪い人でなくてよかった~」

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