⑤
名探偵ポアロ
愛国殺人
を 観ながら
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……さて、ここまで書いて、目の前のあなたの中で、ん?と思われた方もいらっしゃるかもしれません ね
……そう、読み方に正解は無い故に、……人は皆、読み方がばらばらである可能性が高く、……その為、その御作品に対する印象が変化する……と、私は思考しているということ なのですが、
……そもそも、ん?と思われた方は、こう思考されたのではないかしら……?何故、この作者は、『想像力を駆使する側が、全体の美以外にも細かい部分の整合性が気になる読者を想定していないし、文脈を理解する力を利用して読む方が細かい部分の整合性以外に想像力も駆使しているだろうと 何故思わないのか』
と
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……そう、そのご質問への私側の答えは、
……私が、一番初めのページで自らが書いたように、……私はこう思考しているからです
>『 読む力……というと難しく捉える方が多いかもしれないが、要は訓練でしかない
私は、読む力に想像力は分けて思考した方がよいのでは という考えの方向性を持つ人なのでこの雑文では読む力に想像力は含めない 想像せずに読む方が殆どだろうという見解だからだ
そも、読む力と一言で表現しても読むという作業で求められる力は、一言では纏められない 想像力を要素から抜いたとしても、理解力が求められるし、そも、先ずは言葉を読めなければ話にならない 登場人物の感情を分かりもしなければその行動や言葉を発した意味も解らない 単純に情報過多であれば全ての情報を頭に入れて読める方などいるのか 展開を楽しむ為には現状把握が大切になってくるが理解を半分もせずとも何となく楽しめる方も存在したり、他者の読む力を正確に把握出来る方などあまりいない そこまで暇でもないし』
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……そう、『想像力が無くとも、人は読むことが出来る』