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6.王都行きます!

コボルト村を出発し、王都へ向かう途中アリスさんから王都についていろいろと質問をした。


今いる国の名前はブラウニー国というらしい。

王都にはブラウニー国王が住んでおり活気にあふれているという。

様々な種族の人たちが盛んに交流し、生活しておりそこで勉強をしたり、商売をしたり、旅人であればギルドにて仕事をあっせんしてもらえるとのことだ。

アリスさんもお父さんの仕事の手伝いで何度か言ったことがあるようだった。

家も宿屋を安く借りられるとのことで、俺が計算ができるので仕事には困らないだろうと教えてもらった。

コガネさんも仕事をしながら勉強をする予定のようだ。


「まずは宿屋で契約をして、それからギルドに登録して仕事を紹介してもらいましょう」


「そうですね。そういえば身分証明書持ってないんですけど契約ってできるんでしょうか?」


「身分証明書とは?」

この反応は身分証のような概念はこの世界にはないみたいだった。


「私が怪しくないよという証明できるものですかね」

「宿屋とかギルドに登録するのに何か必要なものが無いかと思いまして」


「大丈夫です。サインだけでしたから問題ないと思いますよ」


とりあえず一安心仕事さえできるのであればあとはどうとでもなる。


「もう少しで見えてくると思いますよ」

そろそろ夕暮れ時になってきたのでこのまま野宿かと思ったがもう着くようだ。


「あれがブラウニー王都ですよ」

丘を越えると王都が眼前に広がってきた。

周りを城壁で囲まれていて中に街ができているようだ。

城壁の周りにも店が出ていたり門の前で見たことない動物が引いている馬車のようなものが行き来している。


「これはすごい」

コボルト村でも魔法があったりと驚くことがあったが王都を見てやはりここは異世界なのだと再認識してしまった。

興奮とわくわくで心臓がどきどきしていた。


「さぁまずは……」


「宿屋探しですよね。住むところは大事ですからいいところがお互い見つかるといいですね」

半日歩いた疲れはどこへやら走り出したい気分だった。


さて、ここから異世界生活第二部の幕開けだ!





お読みいただきありがとうございました。


これにて第一部は終了となります。

第二部は明日投稿できればと思っております。


感想、レビュー、ブクマ、評価、よろしくお願い致します。


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