佐倉 道雄
プロローグ、読んで頂けたでしょうか?
基本意味不明だとおもいますが、まあ謎はあるけど推理小説では
ないので、その辺スルーで!
まだご覧になってない人もどうぞ~♪
「これにて、恒例会議を終わる!解散!」
班長の号令で皆ゾロゾロと部屋をでていく。
「道雄~、飯行こうぜ」
「幸助」
こいつの名前は柴崎幸助。医療解析班の同期で、高班員。
「なんだー、ボケッとして。まさか寝てたのか?大事な恒例会議に」
「んなわきゃねーだろ。ほれ、いくぞ。」
ぶっきらぼうに答えた俺をみて、納得した表情を浮かべる幸助。
新手のケンカの売り方か?これ
医療解析班というのは、20年前に作られたある細菌の対策組織として作られたものだ。
ま、どうかとおもうけどな。
細菌とは、30年前に突如発生したもので、アメリカ大陸に上陸してわずか半年で、世界を巻き込み、
計五百万人の人々が命を落したのだ。
そこから、6カ国が対策を立てた。
日本は初め指をくわえてみていたが、死者がそれが上陸して、死者一万人を超えたあたりで急にあせり、この組織がつくられた。
とはいっても、この組織には序列があり、幸助のような高班員以上は国から色んな援助をうけているが、俺のような平班員にはたいした給料もなく、大体は医者になりきれない半端者のあつまりだ。
俺もその中の一人だがな
だから、高班員のやつらは頭でっかちのエリートが多いのだが、幸助はちがうのだ。
特別推薦枠。通常高班員になるには、大学助教授以上から国家試験に合格しなければならないのを、
こいつは医大から直で入ってきた本物の天才だ。
まあ、こいつとの出会いは今じゃなくていいだろ。
と、こいつの顔を見てたら、
「なんだよ人の顔じっとみて」
ん、なんだかみつめていたようだ。
「なんでもねえよ」
こいつといるのはおもしろいし、この職場に不満もないから、この生活をくずしたくなく、
平和にこの細菌の解決策をだれかが出すことを待っている日々だった。
ピンポンパンポン♪、班員ナンバー593、佐倉道雄、至急班長室まできてください。
このアナウンスが、俺の人生を180度変えることになるとは、誰も思っていなかっただろう。
さて、どうだったでしょう?正直、この話とプロローグは関係ありません。
でも、最後の最後につながるとおもいますので、おたのしみに。
まあ、ある程度執筆にもなれました。ここからはもっともっと皆さんを楽しませられるように精進していきたいと思う所存です。
さて、次回は一度道雄の身の上話を挟みたいとおもいます。
さて、みなさん。どんどん感想の方、かきこんでくださ~い。
ではまた。