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銀河騎士隆盛記 壱 神の章

 遥か昔の物語。一万六千五百年前頃。

 その三千年後、幾筋かある銀河の恒星流の一つに大規模な次元断層が存在していることが明らかになり、元老院の依頼により次元断層の調査に向かう騎士ガンデンと若き従者キンタが、人型星間翻訳機PE57Qと、星間航行船修理特化型情報処理ロボットYWC2を伴い、星間航行船ブルーノーズ号を駆り、辺境の恒星系に向かう。
 
 騎士カンデンは、次元断層の空間振動に巻き込まれ、亜光速で通常空間に弾き飛ばされ、一番近くのヒノ恒星系の、第三惑星惑星アスラ(原始地球)の、群島ザパン(原始日本)、に漂着する。  

 そこには縄文文明が息づき、そこに住まう東の民には、神代(超古代)より伝わるコッポという武術が伝承され、その正式な伝承者、老師ボーアに、その凄すさまじい剣技を学び、二年に及ぶ過酷な修行を収め、カンデンとキンタは、その神髄「イチノタチ」を会得する。

 紆余曲折を経て、東の民より天然水晶を譲り受けた、カンデンとキンタは、は星間航行船ブルーノーズ号の修復に成功し、銀河連邦首都惑星バサラバートに帰還する。

 元老院、傘下のジンウ長老会に、コッポの秘儀「イチノタチ」の伝授を受け入れるように働きかけるが、ジンウ長老会10長老筆頭カイゼル老師に、ことあるごとにその意図を阻まれ、カンデン一門とカイゼル老師の確執は抜き差しならないころまで緊迫する。

 その決着をつけるためのカイゼル老師とカンデンの真剣勝負から一年ほど過ぎた頃、何者かが公国惑星オーウェルの貴族、ラウランティス卿の船、ブラック・ウイドウ号の、卿と、卿の家族と、乗員を含めた17人を惨殺して、船を奪い、銀河辺境へ逃亡するという事件が起こった。

 銀河騎士団がその捜索に当たったが、銀河辺境で、奪われたブラック・ウイドウ号を武装改造した、小型の海賊船を駆る、隻眼のキャプテンと、彼と行動を共にする、面妖な仮面をつけた黒衣の騎士が現れ、黒騎士シーカゲと名乗り、ジンウ力の暗黒面の力、強力な空中放電の力を使い、銀河騎士団の前に立ち塞がり、対峙した銀河騎士に、次から次に、電撃による重傷を負わせ、銀河騎士を苦しめた。

 業を煮やしたジンウ長老会は、ついにカンデン一門にその、討伐を命じることになり、カンデン一門は、黒騎士シーカゲと武装海賊船討伐の為、星間航行船ブルーノーズ号を駆って、再び銀河辺境に旅立つ。
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