表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月光  作者: 水嶋


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/15

堕ちていく

あぁ…先生…

「高橋!!」



夜の学校に塀を乗り越えて、非常階段から中に入った。



屋上のドアは空いていた。



高橋は屋上の金網のフェンスの外側にいた。



「良かった…センセー来てくれた…」



「危ないからこっちに来い!」



「センセーごめんね…俺がやったの分かってたよね…ごめんね…」



「そんな事どうでも良いから!」



「あの動画流したらセンセー学校居られなくなってセンセーでも無くなってあの男も居なくなるって、俺と付き合ってくれるって…思っちゃった…」



やっぱり子供の浅知恵だなー。



「俺…先生が好き…嫌われちゃったよね…」



「嫌いになって無いから!」


「じゃあ…付き合ってよ…一番じゃ無くていから…」




「それは…出来ない…」





「そっか…やっぱダメかー。バイバイ…匠先生…アッチで先に待ってる…」



「やめろ!!!!!」



駆け出して手を伸ばした。



でも高橋は…







フェンス越しから姿が消えていた。



屋上から見下ろした…



頭部が真っ赤に弾けて飛び散っていた…





ああ…昔何かで飛び降りやると重い頭から落ちるって聞いた事あったけど本当なんだなあと何故かそんな事をぼんやり思い出していた。






俺は金網を血が出るんじゃ無いかって位握りしめていた。


そんな俺をせせら笑ってるように頭上に満月が煌々と輝いて影を落としていた。





○○○○○○○○○○





その後の記憶が所々曖昧だ。



知らない内に俺は警察と消防を呼んでいたみたいだ。


一応救急車は来たが救命と言うより遺体回収だろう。




その後裏サイトの掲示板に高橋が、自分が動画流しました、すみませんと書き込みしてたらしい。




俺はあの日から暫く学校は休職していたが、結局辞表を送った。




あの日から俺は眠剤が無いと眠れない。

それでも深くは眠れない。


段々オーバードーズになって来て起きていてもふわふわしていた。



「オェェェーーーっ」



蓮が元気を出させようと俺が好きなオムライスを作った。



上にかかったケチャップを見た瞬間俺はトイレに駆け込んだ。






その内、蓮もマンションを出て行った。





○○○○○○○○○○





「あー…やられたかあ…」


あれから俺は金で抱かれていた。


今日は運が悪かった。




多分飲み物に盛られて寝てる間に財布を持ってかれた。


まあ全くない事でも無かったので、身分証などは持ち歩かない様にしていた。


この後スロットでも行こうかと思ってたけど無一文かあ…


まあ部屋に帰れば多少有るが、帰るのも億劫だ。

昨日から食欲無くて何も食べてない。






とりあえずホテル代は払ってくれてたので何とか外に出て、暫く歩いて疲れてその辺に座り込んだ。


補足:学校を辞めてから失業手当を一応受給していました。暫くは蓮も居たので何とか踏みとどまり、真っ当な社会人だったので、精神病みながらも申請のためハローワークに形式的にも求人活動を報告はしていましたが蓮も部屋を出て行き心の拠り所を失い、給付期間が終わった後はだんだん貯金も底をついて、新たに仕事をし直す気力も失せているのと罪の意識から敢えて自分を貶める形と自暴自棄になってこの様な生活をしています。

なので、事件から1年以上経ってます。


説明がくどくなるので話に入れませんでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ